この飲食店はブラックだ!!現場から経験したブラックなお店の見抜くポイント

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飲食業界というとブラックというイメージを持っていると思います。

事実長時間労働や時間に合わない給料、ハードな実働で辛い、きついと感じます。

その反面、高校生がアルバイトを始める時に一番最初の選択肢に飲食店のアルバイトが候補に上がったり、大学生でも数年続けられる安定したアルバイトという見方もあります。

 

アルバイトなら正社員以上に責任のある仕事を任せられる事もなく、時給は最低賃金が多いものの時間さえ使えば人間関係や仕事終わりの達成感等楽しいアルバイトと言えます。

しかし、中には現場がブラックな飲食店があるわけでアルバイトや就職でそこに当たってしまうと辛い仕事になる事は目に見えています。

現場に入ってみないとそれはわかりません。


目次

こんな飲食店はブラック!!見抜くポイント

8年飲食店で働いた僕が、現場の経験から「この飲食店はブラックだわ」と感じたハズレ飲食店の見抜き方をお伝えします。

飲食店のアルバイト、就職の参考にしていただければ幸いです。

全国チェーンではないが、店舗展開が増加している

全国チェーンではないものの、関西だけ等の一部地域のみで大きく店舗を展開している店舗は注意するべきです。

地域店舗展開をする多くの会社は家族経営です。

家族経営はメリットもあればデメリット面も多く、ワンマン経営になりやすい。

 

家族経営ではなくても、地域密着で店舗展開を行う為お客様の要望を100%飲み込んで調理する事が多くクレームの質が他の飲食店と異なります。

例えば乳製品アレルギーだから乳製品を抜いたメニューを作って欲しい、野菜の切り方をこうして欲しい、といった「自分の家で飯を食え」と思うようなマニュアル、オペレーションにないメニューを客が要求することに店が対応することが多いのです。

 

できなかったら「なぜできない?」と謎のクレームが出てくるので地域店舗展開が進んでいる飲食店は家族経営面も見て注意するべきです。

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老舗等の老店をウリにしている

昔ながらの店「老舗」をウリにしているお店です。

基本的なマニュアルがなく、長年の経験や精神論でできない事で暴力を振るわれたり店の形式が変わらない体質なのでブラックなお店になっている店が多いのです。

 

仕事も新人教育も昔ながらのやり方なので覚え方も独特です。

キッチンの動線が悪い

厨房の動線が悪い飲食店はストレスも溜まりますし仕事もやりにくくストレスが口ではなく体が出やすいです。

動線は、例えばその食材を取りに行く為だけに裏方に回る必要があったり本来簡単に手が届くような物がちょっと遠い距離にあったり、キッチンがデザイン性、お客様の見栄えばかり重視している使う側の気持ちを考えていない厨房の飲食店は要注意です。

 

僕が働いていた職場のキッチンの動線は非常に悪く、必要な食材をいちいち裏方に回って取りに行ったり無駄に広かったりと歩く距離が多く仕事が終わる頃には足がバテバテになる程ひどかったです。

 

また面積も広ければ良いというわけでもなく、狭すぎる厨房も良くありません。

広ければ広いほどキッチンの従業員が多い印象ですが、ただ広いだけで動線を確保していないお店の方が多くストレスが溜まります。

狭いと従業員数を少なくしないとストレスが溜まりますし、忙しい日に従業員数が少ないので1人あたりの労働力が必要となる為疲れます。

発展途上の会社はマニュアルがなさすぎる

今後大手会社になるかもしれない…という匂いがする発展途上の会社はマニュアルを用意していない会社が多いです。

その為必要となるのは現場にいる正社員の接客のやり方や経験なので、仮に新入社員の多い店舗に配属された場合マニュアルが全くなく経験も薄く何が正しくて何が悪いのか?探り探りで仕事をしないといけなくなります。

 

チェーン店はマニュアルがしっかりしていて、そこから基礎、基盤となる物があるのでマニュアルが多くて面倒になる事もありますがマニュアルがないのに忙しい発展途上の会社は接客態度や調理スピードで確認できます。

気になっている会社のお店は一度食べに行って確認すると良いでしょう。


どんな飲食店なら働いても良いの?

ブラックな飲食店を見抜くポイントをお伝えしたが、どう行った飲食店なら働いても良いのか?

数店舗経験した中でお伝えします。

外国人が働いているお店

外国人、特にEU圏の人やアメリカ系の人が働いているお店はブラックな飲食店になりにくく働きやすいお店作りが出来ています。

日本人だけの場合、社会ルールを統一してしまう為上下関係を重視したり仕事に全く関係ない部分で時間を取られてしまいます。

 

外国人が働いている店舗は社会ルールの統一することが目的にしておらず、従業員ファーストで考えている為働きやすい環境を積極的に取り組んでいます。

中には有給休暇も飲食店には珍しく消化しないといけない制度にしているお店もあり、スタッフの事を第一に考えて柔軟な対応をしてくれます。

 

注意したいのはアジア系の外国人が働いているお店です。アジア系の人は介護職を見ていればわかりますが日本人同様に会社ルールに統一されやすくブラックな環境になっている事があります。

これは飲食店でも言える事です。

口コミサイトで評判の良いお店

食べログを見ているとわかるのが評判の良いお店=集客が期待できる、という理由で食べログは闇が深い、とされています。

インターネットの普及により私たちの生活は非常に変わりました。口コミサイトで評判の良いお店は参考にできます。

 

特にカイシャの評判という口コミサイトは、実際に働いていた人がその会社の口コミを書いている為参考にしやすく評判の良いお店を探す事ができます。

注意点は鵜呑みにせず、あ〜こういう意見もあるのね。という気持ちで参考にする事です。SNSでも愚痴不満を書いている人もいるので参考にするのも良いでしょう。

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ホームページを参考にする

会社のホームページは一つの指標です。

ブラックな会社ほどホームページを良く見せようとしている事が多く、ブラックかどうかの一つの参考として確認する事ができます。

ポイントは

  • 人の写真をよく使っているor辞めた人の写真が使われている
  • その写真が笑顔しかない(アットホーム感の演出)
  • 料理の写真が全くない

です。特に人に写真しか構成されている会社のホームページは内容がわかりません。加工が露骨だとなおさらです。

良い飲食店を探す為にホームページは参考にするべきです。

ブラックな飲食店を見抜いて賢く転職、就職!

ブラックな飲食店を見抜くポイントとどういった飲食店なら良いのか?お伝えしました。

これらを参考にして賢く転職、就職活動を行ってみましょう。特にキッチンの動線は今度長く働く上で自分自身の疲労が変わってくるので気になる会社があれば一度食べに行く事をおすすめします。

 

食べにいったら外国人従業員がいるのか?キッチンの動線はどうか?ホールスタッフの接客態度はどうか?確認しておくと良いでしょう。

週休や待遇で飲食店に働くなら飲食業界専門の転職エージェントから希望待遇を記入して探してもらうのが一番得ですね。それ以外はキックできます。

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