年末年始の飲食店は激動の日々です。
実際に社員、バイトとして働いていましたが、年末年始は多忙でした。
バイトの時は「もっとシフトが入れないのか?」と言われますし、社員の立場になれば人手不足の関係で穴埋めを社員がしないといけず、疲労が回復することはありません。
年末年始の飲食店バイトは忙しすぎるんです。
だけど休みをとって良いものなのか?今回は年末年始の飲食店バイトについてお伝えします。
年末年始の飲食店バイトは忙しすぎ問題
1年の中でも1位2位を争う忙しさを持つ年末年始。
それと同時にアルバイトが入りたくないと感じる時期ともいえます。
そのバランスの悪さが相まって忙しすぎる環境になるわけです。
シカ君飲食店バイトを始めたいけど、忙しい時期はいやだなぁ...だけど忙しい時期と暇な時期っていつだろう....と思った事ありませんか?確かに飲食店のバイトを始める時に、いきなり忙しい時期からスタートすると大変[…]
バイトの人員を増やしても、仕事量が減るわけではないんですね。
年末年始って言ってしまえば、通常あまり入っていないバイトも頭数として数えられ、できる仕事とできない仕事の差が激しい。
任せようものなら、自分でやった方が仕事が早くなるし店長から怒られない、なんてケースも多い。
やはりバランスの悪さが忙しすぎているわけですよ。
社員並のシフトになる
飲食店の正社員は年末年始で休みがありません。
忘年会、年末年始だから家で自炊したくない、新年会、年始だから飲みに行くぞー!っていう客層を全て抱える期間のため忙しくなります。
実際働いて、朝1ラストの日しかありませんでした。
宴会コースも多く、かなり多忙です。
そしてバイトも同様の正社員並のシフトになります。
希望シフトを週3日にしていたとしても、電話や連絡で「もっと入れないの?」なんて言われるのはザラ。
ひどい店なら、勝手に週5~6日にされていたり、
「希望シフトと違うんですか?」と言っても「面接の時に年末年始入れるって言ったじゃん」とか「どうせ暇でしょ?入れよ」と強制させられる事もあります。
年末年始だからといって時給が上がるわけではない
飲食店のほとんどが年末年始だからという理由で時給を上げる事がありません。
上がったとしても50円UPとか….。
なら入りたくないバイトも増えますよね。
店長もあの手この手でシフトを埋めようとします。
特に多いのが「シフト沢山入って稼げるなぁ」という言葉。
これに乗せられてしまうバイトも多いのが事実です。
しかし、時給が変わらないのに多忙で、稼げる事は稼げるけど仕事量に対して安売りしている状態になるわけですよ。
年末年始はコミュゲー化する
中々シフトが入らない苛立ちと連絡する手間とかで、店長はどんどんコミュニケーションゲー化してきます。
「沢山入れるから稼げるよ」を常套句に、「今のうちに稼いどけ」とか「年末年始終わったら好きなシフト入れてくれて良いよ」とか、あの手この手のコミュニケーションでバイトに入ってもらおうとします。
実態は多忙なのに入ってくれるバイトがいない、頼みやすい優しい人から順番に回っている事です。
もしかしたらあなたが一番頼みやすい人かもしれませんが、入ってしまえば忙しすぎる問題にぶち当たります。
年末年始に休みを取るのはアリ?
多忙な飲食店の年末年始、休みを取るのは全然アリです。
「面接で年末年始入れるって言ったじゃん」と言われても、口約束ですしそう毎年入ってくれなんて契約していませんし。
ただ、休みが取れるかどうかは別な話、確実に電話連絡や何かしらアクションは起こされます。
実際に僕が大学生のとき年末年始の飲食店バイトを休んだ事がありますね。
強制的な理由を言う事で回避できました。
例えば、就職説明会があるとか面接があるとか。
実家が他府県で帰らないといけないとか、実際に長野県の実家に帰るから年末年始全部休みのバイトもいましたよ。
飲食店の正社員もそこまで疑問に思いません。正社員で働いて思ったのが「就職説明会がその日にあるか?」とか考えません。笑
無理やりシフトを入れられたら?
飲食店バイトの最悪パターンのシフトを強制的に入れられる事。
実家に帰ると言っている人にすら、強制的に入れて帰らせない事もあります。
そのまま辞めてしまうのも検討しましょう。
じゃないと実家に帰れないですし何より正社員が「このやり方なら入ってくれるんだ」と勘違いして、なぜか勝手にシフトを入れることを日常化してくる場合もあります。
年末年始のバックれになるわけですが、忙しすぎて気にも触られず終わるパターンも多い。
実際正社員で元旦にバックレましたが、連絡を数時間入れられた後代わりの社員が来て気にされてませんでしたよ。
社員だと賠償請求があるかもしれませんが、バイトだと強制的なシフトは記録に残しておけばこっち側が労働基準監督署に訴えられるので、辞める事も視野に。
もう数年も前の話になりますが、飲食店で正社員として働いていました。その時に仕事や人間関係が嫌になって飲食店をバックれました。 社会人として最低な行為なわけですが、数回辞めることを告げても辞めさせてくれない、[…]
(まとめ)年末年始忙しいのが嫌なら辞めてしまう事もアリ
店長にとって飲食店は仕事であり、本業なわけです。
雇ったアルバイトをどうにかして長期間働かせたい、成長させて戦力にしていきたい信念があります。
多忙な時期でも問題なく入ってくれるバイトの育成をするわけです。
しかし、冷静に考えればバイトなんて店側からすれば雇ってあげてる、店を問題なく回せるコマの一つでバイト側からしてもたかがアルバイトです。
現実に目を向けると、お金を稼ぎたいからアルバイトするわけであって、人情がどうとか社会勉強の一環とか結局就活して会社に入社した時に身に付く、気づくようなものだらけです。
それも忙しい年末年始の時に店長は常套句として言ってきます。
どうせ辞めたら
- 根性がない
- 恩を仇で返す
とか内面的な部分で店長は言いますが、それは引きとめの一つでしかありません。
お金を稼ぐのに年末年始でも時給が変わらない、シフトが多すぎるのが嫌なら辞めてしまいましょう。
最近なら次のバイトが決まったらお祝い金がもらえるバイトが増加してます。
辞めてしまってお祝い金をお得にもらって次のバイトを始める方が社会勉強にもなりますよ。