実際に飲食業界をやめてよかった理由と転職難易度は?失敗するのか?

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「飲食店で働いているけどやめたいと思っている」

「飲食店で働いてみたいけど大変じゃないかな?」

そう思ったことがありませんか?

 

どの仕事でも辞める事、働いてみる事は勇気がいりますよね。特に飲食店だと働いた結果ずるずると辞めさせてもらえないこともあります。

僕は飲食業界で8年働き、辞めてしまったわけですが、今では「やめてよかった」と思っています。

 

今回は飲食業界をやめてよかった理由と辞めた後の転職は失敗するのか?等々についてお伝えします。


目次

飲食をやめてよかったと思う理由

 

一番にやめてよかったと思う理由を挙げると

  • 激務すぎ労働時間長すぎ
  • 休みの概念がおかしい
  • 出会いがない
  • 将来性と人間関係

です。

「やめなくても改善できるのでは?」と思う人もいるかと。

しかし、飲食で働くとそこはスターウォーズの反乱軍の様に、抜け出す、改善する方が難しいのです。

 

激務すぎ労働時間長すぎ

 

もうこれ。飲食業界では語り続けられる現象ですよね。

とりあえず激務、重労働、休みなんてねえよ状態。

 

僕は平社員の立場でしたが、発注作業やFLコストの調整管理、シフト作成は担当してました。

仕事内容自体は簡単ですし、誰でもできる事ですが、労働時間がいけないね。

 

1日平均15時間は当たり前で、朝9時~12時までのシフトがメインです。

日数は25日なので単純計算で375時間。今思えば生きてやめれたのが奇跡と思えますね。

 

まだ平均15時間のシフトを難なくこなし続けていれば、自ずと何かは見えてきたのかもしれません。

しかし、驚くのが事務作業の概念です。

 

あなたは事務作業を行うイメージってどんな感じですか?大抵は暇な時にやればいい、と考えますよね?

暗黙の了解で

  • 事務作業は労働時間内にやるのはタブー
  • やっているところを見られるとサボっていると怒られる

というのが存在するわけです。

 

事務作業=椅子に座ってやりますからね、見方によってはサボってるなんていう人もいるでしょう。

僕が働いていた会社は、9割の上司が「サボるな」と怒ってました。そりゃ萎縮して事務作業しなくなるわ。

 

とすれば、必然的に労働時間外で事務作業を行わないといけません。

主な流れは

  1. 売上回収
  2. タイムカードの打刻チェック
  3. パソコンでシフト調整
  4. 日報記入&登録
  5. 発注
  6. 納品処理
  7. シフト作成

大型店舗だったので、一番時間がかかるのがタイムカードの打刻チェック。

バイトがよく出勤と退勤の打刻を間違えるんですよ。それをわざわざFAXで修正申請を送らないといけません。パソコンでシフト調整してるのにFAXて手間多すぎじゃね。

 

15時間働いて疲労困憊、頭が回らない状態で事務作業が始まるわけで、そりゃ時間もかかります。帰る頃には1時~1時30分なんてザラでした。

 

酷い日なら事務作業後→明日休みなら明日の仕込みを始める事もありました。結局3時に帰宅とか。

 

「平社員でこれなら店長の方が大変では?」と思われますが、全部丸投げ、シフトも9時~21時で月240時間セーブ。おかしい。

 

これで手取り17万でした。やめてよかったと思いますね。

 

休みの概念がおかしい

飲食あるあるで休みの概念がおかしい。

飲食業界自体休日が少ないのは分かりますよね、働いていた会社は平均6日でした。

「6日でも多い方だぞ!」と現役飲食社員に怒られそうですが、休みがあってない様なもの。

 

休みの日に起きるイベントは

  • 上司からの電話
  • セミナー
  • クラブ
  • 親睦会
  • 忘年会
  • 会社行事エトセトラ

実質休日が2~3日しかないわけです。

 

休日=プライベートな時間ではなく、会社が都合よく使える日という認識に近い。

 

毎月あるセミナーと会社行事で2日は削られ、全ての休日に上司からの電話(暇だからとか構って欲しいからとか)があり、年末には忘年会、夏には親睦会…..挙げ出したらキリがない。

 

休まる時間なんてないわけで、その恐怖や不安、もしかしたら…の危機管理で寝る時間も寝れなかったですね。

まだこれで労働時間がついて給料が上がるならまだしも、労働時間外として扱われているのでサービス残業何時間よ、って話です。

 

やめてよかったとしか言いようがありません。

 

出会いがない

 

別に僕自身、モテたいとか顔がかっこいいからとかそういうのは全くなく、同僚、女性とか人間関係とかの出会いがありません。

飲食で出会いを求めようとすると、大抵の社員がアルバイトの女性に手を出したり、アルバイトと飲みに行ったりしかありません。

 

実際飲食で結婚する人の結婚相手が

  • 女性社員
  • 女性アルバイト
  • もはやパート

の三種類、飲食の職場というローカルな場所以外の出会いがほぼないわけです。

飲食のほとんどの職場は洗脳されてますからね。その中で発展していくしかない。

 

努力すればいくらでもいけますが、激務休日のない飲食に努力もへったくれもありません。休日には死んだ目で飲みに行くかドライブに行くかくらいですよ。

 

「やめたら出会いが増えるんですか?」そう思っているでしょう?答えはYes。

やめた後、割と遊ぶ時間もできるので友達と遊びに行く→横つながりで友達は増えたりしますし、出会いも増えました。

趣味に割く時間もプライベートな時間も、やめるとグッと増えます。

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将来性と人間関係

 

飲食業界をやめてよかったと思った理由の一つに将来性と人間関係もあります。

将来性、これは薄々感じていて働いていた時に客層が高齢者がメインで多かった。

少子高齢化を今後改善されない日本で、飲食業界は将来的に怖いと感じますね。

 

客だけではありません。必然的に入社する社員も減少することに繋がります。

人員不足が慢性化している飲食業で、年々入社する社員が減少することになるとどうでしょう。

人手不足でも店を回せ!と言われるに違いない。それも今よりも酷い環境で言われてしまうわけです。

 

そして人間関係、僕が飲食店で働いていた時に感じた違和感は、飲食の社員同士の仲がおかしいと言う点です。

 

個人店ならまだ普通だと思いますが、大型の会社だと

  • 社員は家族(いい様に使いたいだけ)
  • 労働は感謝

と洗脳体質で、やめた人を悪くいう、続けている自分が偉いという風習があります。

 

そんな閉鎖的な人間関係で大丈夫か?不安に思いましたね。

よく仕事を辞めるとその職場でできた友人の縁もなくなると言われます。

しかし、それは一部な話で飲食の場合縁がなくなるのではなく、悪い奴という認識になるのが悲しいかなと。

 


飲食からの転職難易度は高め?

 

「じゃあ飲食から他業界に転職するのは難しいのか?」と思いますが、僕の経験上そこまで難しいと感じたことはありません。

そりゃ完全なる他業界にチャレンジする!となると、未経験だし年齢も考えれば難しいと思います。

 

結局どこかで飲食は繋がります。製造であれ販売であれ飲食に関連する業界に転職するのは難しくありませんでした。

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辞める前に転職活動は密かに開始しておく

辞めた後に転職活動すると、飲食業界で働いていた時の疲労がドッときて活動が億劫になります。

実際僕は辞めた後に転職活動しましたが、だるいのなんの…..辞めた数日間は疲労を回復させるかの様に寝続けるし風邪はひくし、何ならインフルエンザにかかった時期も。

 

気が張っている間は気づかないんですよ。馬鹿は風邪引かないってまさにそれ。

転職は辞める前から始めるべし。

 

飲食をやめてよかったけど経験は役に立った?

やめてよかったけど、飲食で培った経験は今後に役に立ったかどうか?。

答えはYesですね。

 

まず自炊できる様になりました。飲食を通じてどういった料理を作るのか?家では調べて作ったりする様になりましたね。

自炊できるなら弁当を買わなくてもいいわけですし、健康にも気を遣えます。

 

そして、飲食で働いていた経験や情報を発信することに繋がりました。

実際当ブログでは飲食やバイト、仕事関連の情報を発信したブログです。

 

飲食で働いていなかったら、情報を発信しようと思ってなかったでしょう。

ブログでライティングを続ければ、ライターの仕事とかの副業にも繋がりました。

 

もしあなたが飲食に働いていて、辞めたいと感じているなら

転職は辞める前に始めたり、副業につながらないのか?考えてみるといいでしょう。

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