仕事を辞めたいばかり言う人ほど仕事を辞めない理由と心理状態

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仕事をしていると会社で仕事中にも関わらず、「辞めたい」を連呼する人がいる時があります。

僕が飲食業で働いていた時にも「はぁ..辞めたい」みたいな事ばかり言う人がいました。

こっちからするとテンションが下がりますし、辞めたいなら辞めたら?ってイライラもしてきます。

 

でも辞めたいっていう人ほど仕事を9割の確率で辞めないんですよ。

そこでなぜ辞めたいといっている人ほど会社を辞めないなのか?その理由と辞めたいという心理状態について紹介します。


目次

辞めたいって言うのになぜ辞めない?

自分で決断できない”甘えん坊”

職場、仕事中には辞めたいっていう癖に、上司の前や自分より地位の高い人の前で言わない事が多いです。

本当に辞める事を考えているならば、なぜ辞めるのか?を前向きに考えて上司や同僚に相談するか辞める気持ちをガツンと伝えるはずです。

 

しかし、自分より下の人間(アルバイト等)に辞めたい、と言う事は自分で辞める理由も作れない”甘えん坊”なだけです。

 

自分で何かを決める事が出来ない、誰かに背中を押してもらえないと何もできない。

仮に仕事を辞めた後次の仕事を始めても”なんとなく仕事をやっていける”と考えている場合があります。

 

何かしら自身で苦労、努力した事がないけど成り行きで会社に入社した甘えん坊だから”辞めたい”=一つのコミュニケーションツールとして使用しているだけですよ。うざったいですよね。

コミュニケーション能力の欠如

僕も働いて感じたことですが、人間が時間にも興味も無くなり仕事ばかりさせられてしまうと、「話題のない、コミュニケーション能力が欠如したゾンビ」状態のマインドになってしまうんですよ。

 

これは他の会社でも言える話だと思いますが、飲食業の場合他の従業員と会話する時の話題がワンパターン(:女の話、下ネタの話、体育会系のノリ)で逆に政治や興味のある話、下らない話も出来ない人になりやすいです。

 

こうなると話題の引き出しを開けるのは難しく、「辞めたい」がコミュニケーションツールとして使用し始める人が出てきます。

タチが悪いのが、「辞めたい」をコミュニケーションツールとして使用し始めた人は”今後それしか使わない、そんな感じのオーラをだす”人になります。

 

僕が働いていた所は、異性と会話はすごくする割に同性との会話が苦手で”辞めたい”から入る社員がいました。

こうなると異性からは良いですけど、同性の同僚からも信頼がなくなりますよね。南無。


辞めたいを言う人の心理状態は?

ストレスを溜め込んで出た”溜息”の様なもの

仕事を辞めてしまう事は、本当に決断して上司に話せばおのずと辞める方向に向かって話が進行する事になります。

しかし、仕事を全うしながら、大変だけど黙って仕事をこなしていく…これが毎日続くとどこか疲れてくるんですよ。

 

大変な仕事にも関わらず、給料が自分の納得する様な金額じゃない、休みも少ない。

 

そういった状態が続いてしまうと、”一生懸命働いているのになんで給料が安いんだろう”と心の中では思っても表に出す事が出来ないので、それを他の人に気づいてもらいたい、

自分と同じ状況で働いて欲しくない、

といった意味を込めて「辞めたい」とため息のように吐くようになります。

 

ため息だと雰囲気が悪くなるから何か言葉に発した結果が辞めたい、になったわけです。どっちも聞きたくないですね。

自分の本音の具現化

「辞めたい」を口癖として言っている人は、少なからず「他の仕事が見つかればやってみたい」と考えている場合もありますね。

 

仮に他の仕事をしたいと思っていなくても、何かしら仕事に対するストレスを説明なしで声を出して言う時に、「辞めたい」と言ってストレス解消にしているかもしれません。

人間の脳は自分自身の声を聞く事が大好きで聞き続ける事でストレス解消にもなりますからね。

またずっと心に思っている事を、声に出してしまう方が気が楽にもなります。

だが働いている時に他の人に聞かれてしまう事はまずい事でもありますし、そういう会社なのか?と印象される事は避けたいので本来なら辞めたいと言う事はありません。

 

職場で自分自身が一番上の立場だったりすると、自分に負わされる責任や上司からの命令で何とも言えない、下の立場には理解してもらえないだろうと思って具現化させた結果”辞めたい”と言うんですよ。

自分より立場の上の人に聞かれてしまうのは面倒ごとにもなりますから。

構ってちゃん

「辞めたい」を言う事で回りの人が会話に乗ってくれたり、コミュニケーションを取ってくれたりしてくれるのを利用して、本来辞めたいと思ってもないのに構ってくれるからと「辞めたい」を繰り返し言うんです。

 

これは「何々でしんどいわぁ」みたいな俺頑張ってるぜアピールと似た心理状態で、これを言う事で構ってくれると勝手に考えています。

しかし、背景は”仕事の話や相談する相手がいない”のが一番の原因であり、職場の人に間接的に相談に乗ってもらおうという魂胆になっている場合があります。

まあ現実は甘くない。

 

僕の周りの人は、辞めたいという人に「役にも立ってないからやめたら?」とアッパーカットを食らわす結果となっていました。

類は友を呼ぶ理論で、構って欲しいと考えて「辞めたい」と言っている人に釣れる人はメンヘラ系しかいないです。

自分が必要な存在なのか確認する為の”ツール”

働いているとふと「自分はここで必要な存在なのだろうか?」「自分がいなくても職場は困らないんじゃないのか?」と考え始める人がいます。

 

自分が仮に「辞めたい」と言うとどれぐらいの人が引き留めてくれるのか?「辞めたい」と言えば存在する意味が確かめれるんじゃないか?と思っています。

 

仮に辞めたいと言って何人かが止めてもられば、それだけで自分に価値があると思う事でしょう。

そんな存在価値を確認する為のツールとして「辞めたい」が口癖として言っている場合があります。

つまり自分自身が大好きなんですよ。

労働条件に納得していない

口癖で辞めたいと言っている人の中でも根拠のある辞めたいと言う人がいます。

「根拠のある辞めたい」は隣の芝生の現実を確認していたり、他の仕事に対して”やってみたい”と考えている段階まできています。

 

つまり、労働条件に対して不平不満が積み重なり、他の仕事はどんな感じなのか?調べたうえで辞めたいと考えている事になります。

こういう人はただ言っているだけではなく、どこかきっかけになればいつでも辞めてやるぞ!と考えています。

 

しかし、必ずしも”自分から辞めたい”という事はなく、あくまで隣の芝生をネットの情報を元にいいなと感じていたり、本当か定かではないので、今の仕事で自分の力ではない他の人の力で辞める事になった、というきっかけが欲しい状態なんですよ。

 

仕事自体は給料が安いだの労働時間が長いだの、様々な部分で満足していない為、いつでも会社を辞める準備が出来ているというアピールを込めて「辞めたい」と言っているのでしょう。

辞める気はないが仕事が辛くて口癖になっている

やめたいと言うという事は、少なからず心の声が反映されている事になります。

大変な仕事や辛い仕事内容に立ち向かうのは、誰でもやりたくないもの。

 

それでも頑張って仕事を文句言わずしますが、心の中では出来るだけ楽な仕事をしたいと考えているものです。

辛い仕事や新しく出世しても、出世したくてしたわけではない人にとっては、面倒な仕事や責任が負わされるだけになり、全体的な仕事内容としては嫌ではないけど、辛い役職や仕事を任され始めると「やめたい」と思い始めます。

 

この辞めたい自体は周りからしたら、会社を辞めたいと思われがちで、勘違いからあなたの評価を下げてしまう原因にもなります。

会社を辞めたいわけではないけど、今の仕事を”辞めたい”と口癖になってしまっているのでしょう。

口は禍の元,辞めたいという言葉は全てマイナス

仕事が辛い、しんどい、愚痴を聞いて欲しい、相談に乗ってほしい、気持ちは分かりますが、その心を閉ざして”辞めたい”だけで口に発してしまうとあなたの評価も信頼も人間性もマイナスになりよくありません。

 

ほとんどの人はそんな言葉聞きたくないですし、グズグズ言う人、甘え、うざいといった印象を持たれがちになります。

 

周りのモチベーションも気持ちもマイナスになりかねないので、まず辞めたいという気持ちがどこからくるのか?それを解決できるのか?考えてみてはいかがでしょうか?

辞めたいを言う事は誰でも出来ます、でも”辞めたい”を言う事を”やめたい”と思うのは難しいです。

 

あまりに酷いなら転職を考えるのもいいでしょう。

辞めたい辞めたいという人がいる会社=いずれ変な人しか残らない事が多いのです。

登録しておくだけでも仮に辞めたいという人が会社に残っても対策を講じる事ができます。

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