年上は偉い、敬うという事になってしまっている主な理由

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社会人になると会社では先輩にあたる上司や上下関係を理由に後輩や年下の方に偉そうに威張ったり、

命令口調や偉そうな態度を取る人がいて、それが一つの悩みの種になっている方も少なくないでしょう。

 

なぜそもそもあんなに偉そうなんだ?何がえらいのか?正直よくわからん所ですよね。

人によっては言うだけ言って自分は何もしない上司が会社では稀に存在します。

 

しかし場合によっては、自分より年下にも関わらず上司をしている方だっています。

 

そんなこんなで、なぜ年上だから偉そうにするのか?主な理由はなぜ?を紹介していきます。


目次

年上は偉いという事になってしまっている主な理由

 

日本社会が生んだ古い考え、年功序列制度

一番に思いつくのが年功序列です。

会社に長く勤務する事で年を重ねるうちに給料や階級が上がっていくという事ですね。

 

長く続ければ続けるだけ、仕事のできない奴でも後輩達より上の立場に上がる事が出来るという事でしょう。

 

年功序列自体は従業員に保証をかけて退職率の低下や新しく人を雇う際に、余計な経費が掛からない様にする思惑もあることながら、

日本人の大半が年功序列を あって当たり前 と思っています。

 

しかし、勘違いしないで欲しいのが、年を取る事で年功序列で役職が上になったり給料が上がる事が偉いに繋がらないという事です。

 

これを今も昔の時代でも勘違いして、自分がその役職だから偉いんだ、他の奴らより年齢が上なんだから敬う気持ちで仕事をしろ、と思っている方が多く感じられます。

 

そういう時代が長々と続き、バブルならまだしも今の時代9割が、ブラック企業と言われている日本社会に置いて役職を占領しているのは、歳ばかり取ってきたバカな上司ばかりです。

 

この年功序列は対策や変更される事が無く役職を占領している方々が退職しても尚歳をとっても、偉いという概念が取り巻いて世の中で迷惑をかける生き物と化してしまうのでしょう。

そして退職して空いた役職も長く勤務していた人に任せる事が多いので、年上=偉いという概念を覆す事は出来ないと考えられます。

 

能力より勤務年数を重視する世界

例えば35歳2年勤務の会社員と28歳8年勤務の会社員で仕事のスピード、能力が35歳の方が仮に良かったとしても、会社的に評価を受けるのが28歳の後者の方になりやすいです。

 

35にもなってまだ2年目という所で、いきなり部長や課長といった役職を就けてしまうと、長年続けてきた方の不満も増えてしまうし、何より日本社会では 信頼 が大切になっています。

 

僕が感じた事が飲食業にてクレームが出た際に店の店長が25~26歳の若い店長だった時、『あんたが店長なの?』と大体信用してくれないお客さんが多いと感じました。

風貌や面構え等パット見の第一印象で若々しい人が、対応に応じるとお客さんは不安に陥りやすいのでしょう。

 

 

逆に今まで苦労してきました、って感じの顔つきの方で30歳であろうと顔で信頼してもらいやすくなります。

こういった状態がある事で、能力は評価されず苦労顔や歳のいった人、そして勤務年数が長い人を評価する社会となっているのが主な理由と言えるでしょう。

 

昔の常識がまだ抜け切れていない

 

例えばお父さんやお母さんが介護が必要な年齢になった際に、その娘や息子が介護に行う、自分を育ててくれた恩を忘れずに親孝行する事が常識という概念があります。

 

これには大きな落とし穴があり、介護の為に仕事を辞めて認知症でボケ始める親を前に、精神的な苦痛や寝る間を惜しんで見守る体力的な苦痛により、老人ホームや親が亡くなってしまった後に、社会復帰が出来ず結局身を滅ぼしてしまう形になってしまう事です。

 

この常識がある以上、親がぼけて偉そうな態度にも我慢して介護するのが当たり前 という概念が社会でも蝕んでいると思われます。

 

まあ仮にこの状況になったら老人ホームに入れるなり、ヘルパーを雇ってしまう方が自分は親孝行だと思います。

 

育ててもらったなら生きていく権利はあるはず、自分の身を滅ぼしてしまうと本末転倒ですから。

日本社会における上下関係=偉い、敬えと押し付けてくる

 

正直な話、年上を敬えという意味は今の日本だと『こいつ生意気だな、注意しよ』という様に、年上側が敬われたいが故に、年上という理由をつけて年下に押し付けているように感じます。

 

仕事のできないバカな上司や会社の犬の様な存在って、他人に偉そうにふるまうし何かと年上というプライドで敬うのが当たり前だと思っています。

 

押し付けがましいんですね。

意外と会社、特にブラック企業になるとそういう人が多いです。

 

ブラック企業に残るのは根性、精神論で頑張ってきた人です。仕事の能力は評価しません。

 

そんな人たちが残るものといったら、長く続けてきただけの事なので尊敬されたい、偉いんだ!!といったプライドが自然と付いてしまい、押し付けてくるのでしょう。

家族経営になるとルールが複雑になる事もあります。

 


(まとめ)昔の人は偉いかどうかは人による

 

日本は先進国とはいえ社会自体は非常に旧式の構造としている為、能力もない人が歳をとって偉そうにしている人が多いと言えます。

 

それでも敬う理由にはならないので、勘違いして あの人はすごい なんて思っちゃダメです。

社会に飲まれて考える事を辞めるとバカな上司と長く仕事するハメになるので、自分をしっかり持って生きていきましょう。

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