あなたは何のために仕事をして何のために働きますか?お金の為、誰かの為、生きていく為……様々な理由がある人もいればそもそも理由がある”とりあえず働いている””特に理由はない”と思う方もいる事でしょう。
しかし今、お金のために働く様な時代は終わりを迎えつつあります。何のために働くのか?お金のために以外ならなぜ働くの?を見ていきましょう。
『お金の為』に働いていた時代
お金の為に働いていた時代は大きくさかのぼる事1990年代。
バブル真っ只中で、働ければ働くほどお金を稼げる時代でした。
娯楽といったら今みたいにインターネットは普及していないのでクラブやバイクレーサーを目指したり音楽を聞いたり….現在では考えられない世界の事を娯楽としていました。
精神論、根性論はここから生まれたものでもあり(働けばその分お金貰える時代)
労働=対価が比例する時代でもありました。
大企業に就職=安定伝説が『お金の為』を生み出す
2018年現在でも『大企業に就職』する事を勝ち組だの、安定して暮らしていける…..なんて思っている方もいます。
これは昔の考えを今でも信じている人がいて、
大企業に就職する事で
大企業に就職している人目的で惹かれてくる女性がいたり
ボーナスや給料、そして安定があるので結婚チャンスが増えたり
といった、結婚自体が美化されている事もありました。
今ではどうでしょう?
インターネットの普及や仕事の多角化により
大企業に勤めている人をターゲットにして交際を始める女性も少なくなりましたし
大企業でも倒産し、終身雇用制度、安定的な仕事、給料面
すべてが変わりつつあります。
それでも一定の大企業就職組はいますし、就職する事=ゴールとしている人もいるでしょう。
ある意味お金の為=大企業に就職する事にも当てはまっていたと考えられます。
仕事をしている=名誉の為
日本人は基本『フリーター』をバカにします。
自分より下の人間をバカにしたい人が多いと考えられます。
同じ歳なのに収入がそれだけしかないのかよ…
と思っている人も多く存在するでしょう。
また、自分が就職して仕事をしている事で仮に実家に帰ったり友達と遊びにいく時にも
何も言われる事がありません。
でもフリーター等の定職につかない人が実家に帰ったりすると親から
『手に職つけて働きなさい』
何て言われると思います。
日本にとって定職につく事は名誉なんですよ。
それはお金の為に働いていた古い考えの時代の人が
お金の為に働く事を手に職を就ける=お金が入る
という思考で止まっているからです。
現在の日本はどうでしょう?アルバイトでも時給のいいバイトが増えてますし、正社員よりもフリーターで働いている人の方が給料がいい人も沢山います。
簡単に言えば仕事=何の為に働くのか?をまず考える前に定職についていないと世間の目は冷たいのです。
多角化する仕事の中で何の為に働くか
仕事の多角化が広がり、お金のために働くのは『昔の考え』です。
時代の流れに対して『ついていけてない人』がいるから何のために働くのか?を疑問に持ってしまったり、短絡になって『お金のために働いている』となってしまうのです。
多角化された仕事から感じ取る『○○の為に働く』
多角化された仕事、代表的に言えば
ブロガー
Youtuber
配信業
ストリーマー
ネットショップ運営
等、インターネットを介してお金が稼げる事が仕事として認知され始めました。
これらの全ては『お金の為』で仕事として向き合い配信業やYoutubeに動画を投稿するのではなく、
有名になりたい
自分を発信してみたい
面白いと思うから
自分が持った情報をブログで発信したいから
『興味』から始まり、
他の人に喜んでもらいたいからYoutubeで動画を投稿して仕事している
自分のオリジナルの情報で読者が楽しんでくれているから仕事としてブログを書いている等、『他人』のために仕事をする事が何のために働くのか?の原点であると考えられます。
例えば飲食店のホールの正社員。
働くきっかけとなったのは
『お客様の美味しい、ありがとうが嬉しい』
『お客様が気持ちよく施設を利用してくれている』
等、他人から貰える事が幸せだと感じるからその為に働いているのです。
何のために働くのか?を考えた時は変われる時
あなたが『何のために働くのかわからなくなった』時はあなた自身が変われるきっかけになれます。
何のために働くのか?疑問になる原因は
- 忙しい毎日、単純作業の繰り返しから来る虚無感
- 嫌なことがあり、それを仕事としている矛盾
- 隣の芝生は青く見えた時の『俺何やっているんだろう』感
生きている中で必ず一度は感じてしまう事だと思います。
しかし、何のために働くのか?を考え出す事は”良い予兆”なのです。
何のために働くのか?は心のレベルアップ
友達の仕事が充実していて休日も多くて、何のために働いているんだろう。
毎日毎日同じ事の繰り返し、何のために働いているのだろう。
何のために働くのか?を考え始めたなら、あなたの心はレベルアップしようとしているのです。
なぜなら何のために働いているのか?考えてみないと新しい仕事に転職したり、この仕事がないなら自分で起業してみればいい、今の仕事のサイクルをもっと効率的に出来ないのか?
改善、対策、前進が行える時期に来ているからです。
実際僕は飲食業界で『お客様から美味しいと言ってくれるのが嬉しいから』働くきっかけとして正社員として働いていました。
しかし、実態は毎日同じ事の繰り返し、長い拘束時間、代わり映えしない日々、少ない給料等
『コストパフォーマンスの悪い仕事をしていて、お金の為でもないのに何のために働くのか?』
疑問に思ったから仕事を退社、そしてコストパフォーマンスのいい仕事を行う為にフリーランスとして独立しました。
今では100時間以下で飲食業界で働いていた給料+1.5倍稼いでいるので『疑問に思った事で人生が変えられた』事になります。
あなたは何のために働くのか?今考えていますか?もしかしたらあなたの人生を変えるターニングポイントなのかもしれませんよ。
『お金の為に働く』は悪い事ではない
何のために働くのか?を簡単に考えれば
お金の為に働く
この働き方は悪いわけではありません。
お金が多い方が心に余裕が生まれてお金の使い方も変わりますし、家族サービスも出来ます。
仮に1億円ポンっと振ってきたらどうするか?
一般の人なら家を買ったり、車を買ったり、貯金をしたり…..
お金に余裕がある=幸せになるポイントにもなります。
それが連動してお金のために働くのは良いと思います。
しかし、お金の為に働くといっている人ほど『コスパの悪い仕事をしている』事が多いと思います。
『お金の為に働く』ではなく『自分の能力を超えない仕事』を働いている
現代の日本、矛盾した仕事をしている人程『お金のために働く』なんて言っている人が多いと思うんです。
例えば派遣社員、僕の友達が派遣社員として働いていますが、『働きたくはないけどお金のために最低限働いている』なんて言ってますし、以前飲食業界で働いてた社員の方が退社後工場で勤務する事になった時も
『ライン生産で簡単にお金を稼げている、お金のためにここで仕事している』なんて言ってました。(月収15万円だそうです)
矛盾してませんか?お金のために働くなら有効な資格を取って高給取りとして働くか、給料のいい業界の会社に入社して働くでしょう。
お金のために働く=今精神的に困っている部分がお金があれば解決する事が出来るからお金のために働くといっていると考えられます。
そしてお金のために働くのではなく、実態は『自分の能力以上の仕事はしたくない、できないから自分の能力を超えない仕事』をしているのだと考えれます。
(まとめ)何の為に働くのか?
多角化された仕事、労働=対価として働いていた時代は終わりを迎えつつある現代社会の中で、何のために働くのか?考えてみましょう。
なぜその仕事についたのか?
どんな事が嬉しい、楽しいと感じるから仕事を始めたのか?
自分にしかできない事が仕事になるかもしれないか?
色んな目線から”初心”に戻って何のために働くのか?を考えてみると良いでしょう。