仕事辞めてフリーターになったけど税金以外は不自由なかったよ

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アルバイト含め正社員として8年仕事をした会社を辞めてフリーターになりました。

まあ辞めた理由としては、うつ病を患って仕事をしていけない程の精神状態だったのですが、それでも辞める前は僕の中に『フリーターはちょっと….』という罪悪感はありました。

 

満を持して仕事を辞めてフリーターになりましたが、税金面を省けばほぼほぼ不自由のない生活を送れました。

 

この記事を読んでいる人は恐らく『仕事を辞めたい』『仕事やめてフリーターって選択肢どうよ?』と考えている人だと思います。

そこで仕事を辞めてフリーターになるメリットデメリット的なものと税金関連はどうなるのか?お伝えします。


目次

フリーターになる事自体は悪い事ではないぞ

よく会社員ではなく仕事を辞めてフリーターで生活する人を

  • 甘え
  • 仕事が辛いのは当たり前なのに責任を請け負うとしない
  • そんな事だとどこに行っても通用しない
  • 仕事を辞める人はどこにいっても辞める

なんて言う人がいますが、フリーターになる事によってその人に害はあったのでしょうか?何か悪い事であったのでしょうか?

 

言ってみればフリーターを叩く人って『自分たちがやってきた事よりも楽して稼いでいる人を許せない』人たちと言えます。

 

日本は正社員、準正社員、契約社員、派遣社員等、契約の仕方でランクを作っています。

 

当然正社員で働いている人は、自分たちが優れていると思いたいのでフリーターを叩いたり、『自分たちがやってきた事はお前もできる』みたいなスタンスで生活している人も少なくありません。

 

別に会社を辞めてフリーターになったくらいで死ぬわけもありません。

 

辞めた所で、会社はすぐに代わりを作って1週間もすれば忘れてるくらいなので、フリーターになるのは悪い事ではないですよ。

 

悪いと思うのは教育と組織

 

なぜ悪いと思われるのかは、教育と組織性なだけですよ。

そもそも悪いと”思われている”からフリーター=悪いと思ってしまう考え方になってしまうのです。

 

テレビで何かを批判し続けていれば、根拠もないのにそれが悪いものだと錯覚してしまう事があります。

それと何ら変わりません。

 

例えば親から『手に職をつけて立派に自立しろ』と言われ続けている家庭に育ったらフリーター=悪という認識になります。

 

会社で

『まああいつフリーターだからあんまり仕事出来ないよ』

『フリーターは仕事の制約があるからぁ』

と自分が働かせ方が下手なばかりにフリーターをバカにする風習があれば、フリーター=ダメな人、なんて認識にもなります。

 

フリーター=悪、悪いというのは他人の主張から生まれたものですよ。

だってフリーターでも毎月50万円の給料があって、それが老後でも楽して続けられる仕事だったとすると、正社員で働くなんて馬鹿馬鹿しいでしょ。

 

正社員という価値観、親から教育、会社という組織の中にどっぷりプールに浸かった人の主張、そういった事からフリーター=悪いという錯覚をしてしまうのです。

 


会社を辞めてフリーターになって良かった事、メリット

フリーターになる事は悪くないと紐解いた所で会社、仕事を辞めてフリーターになって良かった事をお伝えします。

これはあくまで僕の意見であり、実体験に基づいています。

 

死ぬほど寝れる

 

連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる….(コマンドー感)

仕事を辞めてフリーターになった時に初めに行った事が死ぬほど寝る事です。

 

経験上多忙だった毎日から仕事を辞めた後、数日で体が悪くなったり病気にかかったりするのはテンプレです。

 

多忙な仕事をしていると病気にかかったり風邪を引いたりする事が少ないんですよ。

気が張っている、忙しすぎて体が麻痺して風邪かどうかもわからなくなってしまいます。

 

その状況で仕事を辞めると気が抜けて風邪を引いたり病気にかかったりします。

定年退職してすぐ亡くなる人がいい例です。

 

僕も仕事を辞めてフリーターになった時、インフルエンザや風邪にかかったり気が抜けたらか極度の疲労が降りかかり死ぬほど寝てました。

最長で丸1日。

 

逆に言えばフリーターになれば好きなだけ寝れる時間が出来ます。

これは会社員だと無理でしょう。

ストレスが少なくなる

 

会社員として仕事している時よりも圧倒的にストレスが減ります。

何ならストレスが原因で不眠症、うつ病、自律神経失調症等の病気が治療され始める程です。

 

フリーターとして働く時間帯も寝る時間帯も自分で全て決められます。

休日出勤もなくなったし遅出出勤なのに朝から電話がかかってきて起こされる、といった事もなくなりストレスフリーに。

青春をもう一度…やりたい事を思いきり出来る

 

大学時代、高校時代にやりたかった事、今やりたいと思った事を思いきりできます。

なぜなら大学、高校時代と違って正社員として仕事をしていた時の貯金がありますし、金があれば行動力も増えます。

主に仕事を辞めてフリーターになって思いきりやった事は

  • 自転車旅
  • キャンプ
  • 温泉旅行
  • 1日吞み会
  • Amazonプライムで1日中映画

等々、まだまだありますが数えきれない程のやりたい事を堪能出来ました。

当然貯金もほぼなくなりましたが、どうせまた働けばいいだけです。

 

自分のやりたい事を磨いて仕事にするチャンス

 

自由に使える時間を持って、自分が興味がある知識ややりたい事を磨いてスキルを身につける事が出来ます。

内容によってはそれをビジネスとして活用できる程、仕事をしている内は『こんな事を仕事にするの?』という視野の狭い自分がなくなる程世の中には仕事に出来る事、ビジネスチャンスが隠されています。

 

フリーターになって興味や趣味、やりたかったことをやってみるとおのずとフリーターから自分のやりたい事を仕事に出来るかもしれませんよ。

フリーター、それも引きこもりでも出来る仕事がある

一番驚いたのがフリーターでそれも引きこもりになってしまっていた僕には出来る仕事が山ほどあったという所です。

会社に働いていたら気づきません。だって引きこもり=ニート、何もしてない生産性のない人、という錯覚を持って働いていたわけです。

 

それが今じゃ『引きこもりの方が稼げるくね?』と思う程、引きこもりでも知恵を使えば稼げる仕事が沢山ある事に驚きました。

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仕事を辞めてフリーターになって悪かった事

良いこともあれば悪いこともあります。フリーターになるデメリットをお伝えします。

 

外部がうるさくなるほどの社会的な評価の下落

 

身内が

  • 働け
  • 甘え
  • 逃げ

と言う程外部の人間が口うるさくなります。

まるで餌を得た魚の様に。

 

まあ肩書で言えばフリーターなわけですから、社会的地位も低くなります。

そんなの気にしてフリーターになる人もいませんから、フリーターになったという現実は変わりませんし他人を気にする必要もありませんよ。

 

収入の不安定

 

フリーターなので決められた給料もらえるわけではありません。

派遣社員をするなら派遣回数とその派遣先の日給、アルバイトなら時給になります。

収入が欲しくてフリーターになるのはもはや地雷案件で、会社員として働いていた以上に働かないと稼ぐ事は出来ないでしょう。

ボーナス等もないので、会社で働く事しか知らない人がフリーターになると地獄を見ます。

 

そんなフリーターの生活で税金は不自由した

自分のやりたい事が出来て、ストレスもフリーになりやりたい事を仕事にしていく事で価値を作り出せるフリーターですが、税金面で大変苦労しました。

 

仕事を辞めてフリーターになろうとしている人なら、税金面は必ずチェックしておきましょう。

 

去年働いた分の住民税の納付書がくる

 

仕事を辞めてフリーターになると、その次の月くらいに住民税の納付書がきます。

この納付書がヤバいです。

 

例えば年収300万円だったとします。住民税は月1万2000円ぐらいでしょう。

会社で働いている場合会社が勝手に毎月支払ってくれています。

 

フリーターになると納付書がきて、毎月支払いではなく年4回払いで納付するか一括で納付する事になります。

つまり12.000円×3か月=36.000円の支払いを四回しないといけなくなります。

 

毎月支払いなら大したダメージになりませんが、4回払いとなると意外とダメージ高めです。

 

年金の納付書も届く

 

会社を辞めてフリーターになると年金の納付書も住民税と同じくらいにきます。

その金額、毎月16.000円くらい…..住民税と換算すると16.000円×3か月=48.000円+36.000円=82.000円3か月に一回消える事になります。

 

年金は毎月支払いなので結構楽なのと、最悪免除、納付猶予申請が出来るのでフリーターになって厳しいなと感じたらすぐ市役所にいって申請した方がいいです。(できるならおすすめは納付猶予)

 

健康保険料の納付書もくるからな?

 

年金、住民税の他に健康保険料の納付書もきます。

年収300万円なら毎月19.900円でした。社会人から脱出…..ヤバくね?

 

健康保険料も毎月納付ですが、3か月換算だと19.900円×3か月=59.700円+82.000円=141.700円…..。

年収300万円の社会人が仕事を辞めてフリーターになったら、約15万円貯金から消えることを承知でフリーターにならないといけません。

 

これが仕事を辞める時期によっては来年も似たような金額の納付書が来るので注意しましょう。

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フリーターになって注意すべきは”加入忘れ”

フリーターになってから注意したい一番のポイントが加入忘れです。

この加入忘れ、申告がないと勝手に消される事もあるので必ずチェックしましょう。

フリーターになってからの健康保険

 

フリーターになってからの健康保険は任意継続するか新規加入するか選べます。

そして任意継続するか新規加入するか選べる期間が、”退職してから20日以内”のみ取り扱っていて20日以上経ってしまうと任意継続はできませんし最悪新規加入も出来なくなることもあります。

 

フリーターになって縛られなくなった….と思ってはしゃいで20日以上経ってしまう、なんてこともある(僕は実際19日目で気づいた)ので必ず市役所にいって申告しましょう。

 

国民健康保険や健康保険未加入だと

  • 病院10割負担になり、高額すぎて病院に行けなくなる
  • 保険証加入必須の病院があるので行けなくなる
  • 病気=危篤レベル、救急車に呼ばれるレベルにならないと利用できない
  • 救急車に運ばれるも治療で人生終了

になるので必ずチェック。

できれば失業保険が貰える努力をする

 

仕事を辞めてフリーターになったら会社から失業保険を受けられる様になる被保険者証が送られてきます。

送られてきたらハローワークにいって失業保険申請をするのも視野に入れておきましょう。

 

失業保険は再就職の為の保険なので『再就職を目標』に行動をしないといけませんが、僕は失業保険満額貰っても再就職せず個人事業主になりました。

まあ再就職出来たらいいなぁくらいにハロワに通って、貰える部分は貰っておいた方が良いです。

なお失業保険期間中に仕事をすると減額になるが、減額にならない方法もあります。

 

落ち着いてきたら再就職を

 

フリーターのままずーっといる事は、将来ヤバイ結果を招いてしまいます。

フリーターになる前から再就職は頭の片隅に考えておくべきです。

 

確実にたるんで、社会復帰が難しくなります。

 

フリーターからやり直しは効きます!がフリータースタートで1人で再就職を目指すのはかなり難しい。

転職エージェントで相談するのがおすすめです。

転職エージェントなら専門のコンサルタントに相談しながら背中を押してもらえるので、社会復帰もしやすくなりますよ。

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