5年飲食店アルバイトを経験して学んだことは就活と将来に活躍してくれたのか?

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アルバイトの中でも

  • 始めやすい
  • 未経験でも面接に受かりやすい
  • 高校生から始められる

ポピュラーかつメジャーなのが飲食店アルバイトです。

アルバイトを始める上で、若い時ならあまり気がつかないですが若い時の時間と経験というのはかけがえのないものになります。

 

出来ることなら就活や将来に役に立って欲しいのが本心。役にも立たない事だと時給が高くても時間だけが持っていかれてしまいます。

飲食店アルバイトを経験して学んだことは就活や将来に役に立ってくれるのか?飲食店アルバイトを5年、飲食店キャリア8年続けた僕がお伝えします。


目次

飲食店アルバイトを経験して学んだこと

5年飲食店アルバイトを経験して学んだことの一つに”コミュニケーションスキルが鍛えられた“ことが一番に思い当たります。

なぜなら僕は子供の頃はいじめられっ子で、人間不信から人と話すのが苦手になっていました。塾に通ってましたが先生と会話はゼロ、問題を回答しても気づいてくれるまで待つぐらいコミュニケーションを取るのが苦手でした。

 

飲食店アルバイトを始めた当初も他のアルバイトとはタメ口だったり、正社員の人に生意気な口の聞き方をしたりと最悪です。

もちろん洗い場からスタートしましたが、そこから徐々になれていき人とコミュニケーションしないとアルバイトをしていけない事で

苦手意識をポジティブに変えて、敢えて自分から会話をしにいくようになりました。

 

引きこもり、いじめられっ子でも飲食店アルバイトを始めればコミュニケーションスキルは絶対つきます。

特に飲食店アルバイトは上下関係がしっかりしていて、なあなあになる事が少なく先輩の対応や後輩の対応、コミュニケーションのコツといったのを自分の経験混じりでオリジナリティが加わったコミュニケーションスキルに変える事が出来るようになります。

 

今ではむしろ人と話すのが楽しい、コミュニケーションの始め方だったり人と話してその人が笑ってくれる話を準備したりいきなり思いついたり、咄嗟にお客様と話す場面が多い、正社員や他のアルバイト、パートと会話をする機会が多い飲食店アルバイトだからこそ身に付くコミュニケーションスキルと言えます。

言葉遣いやマナーといった社会教養ができる

お客様を相手に接客を行うため言葉遣いは注意しないといけません。

飲食店アルバイトならある程度常識以上のレベルのマナーや言葉遣いの指導を積極的に取り入れている会社が多く、僕が働いていた飲食店はアルバイトに対して接客マナーや社会教養指導は徹底していました。

 

例えば料理を提供するときに「お待たせしました、〇〇となります。」という言い方はNG、なりますってそれはなっているのではなく料理なので「お待たせしました〇〇です。」と言い切る事、といったような細かい言葉遣いも指導されました。

 

これは有料の接客教室とか講師を招いたセミナーではないと普通は教養出来ません。飲食店アルバイトは時給が発生しながら無料でマナーを教育してもらえるのは経験になりますし学んだ事の中で将来的にも活躍できるマナーが教養できます。

ながら、流れ、忙しい中でも考える力が磨かれる

飲食店アルバイトはピークタイムは忙しいものです。

特に土日祝やGW、お盆といった大型連休になると連日お客様が来店しますし予約が入ることもあります。

 

キッチンなら調理をしながらでも次のオーダーの時間短縮に考えて料理していたり、ホールスタッフなら予約の案内や料理提供時間、どうやったら効率的に店を回す事ができるか?考える力を身につける事ができるようになります。

 

飲食店は単純作業、流れ作業になりやすいながらも、同じケースでは終わらない出来事も多いのです。

それにはアルバイトや正社員の対応力や判断力が欠かせません。忙しい中でも考える力が鍛えられれば判断力も対応力も養えます。

 

勤続経験の長い飲食店アルバイトは仕事ができるように、今まで培ってきたノウハウや実際に経験してきたあ出来事の量が物語っているのです。

考える力は気遣いにも

多忙だからこそ経験を重ねていけば容量を掴むようになり、余裕が生まれてお客様がどう快適に料理を食べてもらえるのか?気持ちのいい接客とはなんなのか?お客様目線になって気遣いを心がけるようになる人も大勢います。

 

僕もお客様が不快にならない様にスムーズさと快適さをどう提供できるか?を考えながらアルバイトをしていました。

結果的に某焼肉店の社長から「君の接客は気持ちがいいね!」と言われたり、某ステーキ店の社長から「こっちでアルバイトしないか?」とヘッドハンティングをされた経験もあります。

 

人によるが気遣いを考えられる人は優しい人に多いと思います。

具体的な仕事のビジョンを汲み取る事ができる

就活して内定をもらっても「どんな仕事内容なのか?」入社して働き始めてみないとわからないですよね。

特にアルバイトをした事がない人材って、覚える要領が良いか悪いか経験が無いため働いてみてもらわないと会社もわかりません。

 

飲食店アルバイトを通じて感じるのは具体的にどう言った仕事内容があったのか?経験として汲み取る事ができます。

アルバイトの中でも多忙だったりお客様の客質の違い、理不尽にキレる客や優しい客、料理提供やオーダー、案内…..少人数の飲食店ならただアルバイトしているだけの人が少なく、就活の時に内定をもらい入社しても飲食店で培った仕事内容から要領を掴みやすい、ビジョンがわかりやすいです。

 

時給、人間関係、仕事の形式等々、飲食店アルバイトから就活の時にイメージを掴めます。

やりたい仕事、楽しいことも見つけやすい

飲食店アルバイト自体高校生卒業から親に「アルバイトしろ」と言われて始めた自分の意思がない人でした。

まあいじめられた経験から人と会話をするのが怖い人だったわけですが、飲食店アルバイトを通じて学んだことに

  • クソみたいな社員を見て「こういう大人にはならないでおこう」という見本
  • 田舎のコスパ悪い飲食店アルバイトから始めれば他の会社がホワイトに思えるのでは?
  • あれやりたい、これやりたい

と言った教訓と飲食店=ブラックが多い中で数年続けている自分自身のガマン強さ、そして飲食店から他のやりたい仕事を見つけ出す事が出来ました。

 

1番の影響力はアルバイト同士のコミュニケーションだと思います。正社員と話しても正社員側からすれば「うちの会社で働いてほしい」と考えている人しかいないので相手のやりたい事に批判的な目でみる社員も少なくありません。

結果的に僕は就活後飲食店正社員になり、2-3年ちょっとで退職して今個人事業主に至ってますが、飲食店アルバイト、正社員をしていないと個人事業主という独立の道を歩むことはなかったでしょう。

 

飲食店で社会を学び、やりたい事は会社内でできない、言われた事以上のパフォーマンスを出してはいけない、と言った「社畜」体質に気付いた事が個人事業主で好きなことを仕事にできたきっかけと言えます。

一概にやりたい事を会社内でもできる会社はあります。しかし田舎のそれも家族経営の飲食店は基本的にトゲのある人材は削る為、羽を伸ばしにくいです。


飲食店アルバイトを学んだことで就活に役立った?

飲食店アルバイトを学んだ事が就活に役立ったか?

一番役立ったのは即席のコミュニケーション能力でしょう。

就活の面接は通常緊張して思っている事を話す事が難しいですが、飲食店アルバイトはお客様とのコミュニケーションの経験から言いたい事はハキハキ言えるようになっていました。

 

想定していない質問に対しても受け答えができるので、応用力があるコミュニケーションスキルは就活に役に立ちました。

特にグループディスカッションでは効果が発揮しました。議題に対して考えながら話すのと考えてから話すのでは全く意味が違うわけです。

 

飲食店アルバイトをしていれば考えながら話す、要領のいい人なら気遣いも忘れません。面接の中でも「あの人はよく喋れる、考えながらでも相手を気持ちをよく汲み取れている」と思われるでしょう。

 

大学生のうちにコミュニケーションスキルを養おうとすると上下関係の中で生きていくか飲食店アルバイトと言った不特定多数の客を相手にするかしかありません。コンビニやスーパーのアルバイトとはまたコミュニケーションスキルが違います。

効率重視の飲食店アルバイトだからこそ、就活後に活躍できる

効率よく店を回す飲食店だからこそ、アルバイトの経験=効率的な仕事を覚えられるようになります。

これは内定をもらって入社後、必要な仕事や不必要な仕事、後回しでも大丈夫な仕事等優先順位と効率化を考えながら覚えるようになります。

 

効率的な意識はかけがえのない経験です。なぜならゆったりとしている性格の人でも経験からぐっと意識が変わるからです。

むしろ覚えられない人は飲食店アルバイトで何も考えてなかった、ダラダラしていた、というのが怠惰として現れると思います。

 

飲食店の正社員の中にも仕事できない、覚えが遅い社員もいました。共通する部分はやる気と意識でしたね。

 

とは言えコミュニケーションを大事にしている会社に入社してしまうと少し居心地が悪く感じるかもしれません。仕事をテキパキ終わらせれる所をダラダラ会話されてしまうとストレスに感じてしまうでしょう。

敢えていうなら自分にあった価値観の会社を見つけやすい、とも言えます。

勤続年数は役に立たなかった

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飲食店アルバイトを5年続けましたが、就活で年数は全く役に立たなかったです。

理由は簡単で、みんながみんな続けているからです。周りの就活生のほとんどが「コンビニのアルバイトを4年続けてます、飲食店のアルバイトを3年続けてます」と当たり前のように続けているからです。

 

よく就活サイトでこう書いてませんか?「アルバイトは年数が長い方が就活で役に立つ」と。

あれは嘘であり本当でもある矛盾点と言えます。サイトで書いていれば誰でも続けるに決まってます。

 

むしろ飲食店アルバイトを10社バイトしてました!の方が色んな人との交流やコミュニケーション、環境の違いが経験になっているので役に立つでしょう。

面接で煙たがられるかは謎ですが。

まとめ

  • コミュニケーションスキルの向上
  • 言葉遣い、マナーの教養
  • 忙しい状況でも考える力が身につく
  • 仕事のビジョンをつかみやすい

飲食店アルバイトをして学んだことは意外と多く深いです。

これは将来的にも使えますし、何より自分のためにもなります。

 

いじめられっ子で無口の僕が今ではスラスラと話せるようになったのも飲食店アルバイトがきっかけなので、いじめられっ子、陰キャラ、引きこもりにも立ち直る、自分を変えるきっかけになってくれると思いますよ。

飲食店アルバイトの場合、バイトが決まったらお祝い金を出してくれるところも増加しているので検討してみてください!

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