飲食の現場から本社勤務を実現するには?求められるスキルと本社勤務になれる人

当ブログのリンクには広告が含まれています。

飲食店で働いていたら、長い労働時間や重労働から自ずと年齢も重なり現場仕事が大変な体になってきます。

できる事なら現場仕事から本社勤務となり、事務仕事や急がされる事の少ない仕事で安定な給料をもらいたいのが本音ですよね。

 

一方で現場仕事から本社勤務になることはそう簡単な事ではありません。ましてや本社勤務数を増やさない、現場仕事メインになる飲食業界は非常に難しい事です。

 

求められるスキルがあるのか?本社勤務になれる人の特徴をお伝えします。


目次

現場から本社へ!夢の飲食店ドリームに乗る人とは?

飲食店の現場から本社勤務を実現する人の多くは、他の人にはないスキルを持っていることが挙げられます。

普通に考えて職歴の少ない高卒や何のスキル、資格を持っていない新入社員を本社勤務にすることは滅多になく、珍しいパターンと言えます。

 

本社勤務=飲食店なら勝ち組的存在ですが、本社勤務に行ける人とはどんな人なのか。

その会社からして”高学歴”

飲食店の会社といっても大企業から中小企業、非上場に個人経営と様々です。

人材が豊富な会社もあれば、低学歴ばかりの会社だってあるのです、

 

その会社の中でも高学歴だった人は本社勤務として将来働けるチャンスが大きく広がります。

僕が働いていた会社は

  • W大学
  • N大学
  • K大学

といった学歴だけで言えば割とスタンダードな所の人が本社勤務、勤務候補として働いていました。

会社によって高学歴の基準が違い、大企業になればなるほど東京大学や京都大学といった日本を代表する大学卒業でないと本社勤務に上がれない、というのもあります。

仕事ができる、出来ない関係なしに学歴でみる飲食店もあります。

高学歴だからというブランドのみが多い

高学歴のみで本社勤務にする飲食店の会社は、高学歴というブランドのみで他のスキルが疎かな人材が多いと思います。

僕が働いていた会社の本社勤務は

  • W大学=パソコン操作が出来ない、現場仕事イマイチ、やる気はあるが疲れやすい
  • N大学=変態、パソコンに詳しすぎて仕事に支障が出る、クリエイティブよりも妄想が多い
  • K大学=現場向きの思考、仕事はできるが開発にネガティブ、やる気がない

といったように本社勤務だから何かしら大きなスキルを持っているわけではなく、パソコン操作すらままならない人でも本社勤務になっている実態がありました。

 

本社勤務の仕事が遅い=現場関連の雑務に影響が受けやすい(タイムカードミスや発注の誤差等現場の事務関係)ので、会社全体の効率も悪くなります、ブラック化。

ブランドのみで本社勤務の会社は転職した方が良さげです。

他の人にはないセンスと技術

飲食店の会社だけど他の人にはないセンスや技術がある人は本社勤務になれる人です。

大きく言えば

  • ウェブデザイナー
  • ポップデザイン作成
  • 筆が使える
  • 料理の感性

といった様に、その人がいないと出来ないセンス、技術があればチャンスはあります

特に今の時代SNS、インターネットが必需品、ホームページがないと信頼性がないですし、集客のためにSNSを使わない手はないでしょう。

 

とは言えホームページならユーザービリティ、F,Zの法則、ユーザーに対して必要な情報をすぐにわかる様なおしゃれなデザインが必要とされます。

WordPressで有料テーマを買ってポン、だけならいいですが、企業のホームページならコーディングは必須でしょう。

 

ポップデザインも色彩の関係等もあり、センスも試されるわけです。僕が働いていた会社は書道が大好きな人がいてポップを手書きで書いて出す、と言った粋な工夫が盛り込まれていました。

 

そして料理の感性は非常に大事です。商品開発部がない会社も沢山あります。ない会社なら抜擢されることもあります。

会社にどういった形で貢献できるか

ペコペコ社会の日本の会社の中で、飲食で本社勤務になるためにもセンスや技術を今の会社で有効活用できるかどうか?貢献できるかどうかを考えてみるべきです。

 

会社によってはホームページは外注に任せていますし、商品開発も投げて外注に任せているところもあります。

そういった会社で商品開発をやります!といっても現場仕事をさせながらやれ!って言われるだけで、本社勤務どころか現場仕事の仕事が増えて自分自身がしんどくなるだけなのでやらない方が良いです。

 

外注をしている=人件費を取りたくない、という意味でもあるのでしっかりと貢献できる会社なのか?本社勤務として取り扱ってくれるのか?見極めてから貢献できるか考えてみましょう。

人4倍の努力ができる、時間の使い方が上手い

飲食店から関連づけて時間を作って人4倍努力できる人は会社貢献度的にも本社勤務になれます。

僕が働いていた会社で、中途採用でわずか2年で課長まで上り詰めた人がいましたが、一度車に乗ったとき

  • 中国語の本
  • スピードラーニング
  • eラーニング
  • 食に関わる資格(食品衛生管理者、レストランサービス技能士他)

と飲食に関わる、今後グローバルな方向にも対応できる様に様々な本やCDで隙間時間で勉強できる体制を作っていました。

 

これは飲食店のそれも現場仕事で満足している人には到底出来ないことです。大人になれば勉強することは時間の無駄、努力しなくても飯が食える、といった体質になりがちですが、ここで努力できるから本社勤務になるんだな、と納得させられました。

 

人より努力できる、隙間時間でも勉強をする、時間の使い方がうまい人は上司に見られます。本社勤務にもなれますよ。

事なかれ主義の飲食店会社だからこそ、力をつける

日本のそれも飲食店会社の多くが事なかれ主義、勤務年数が長いからという理由で仕事出来ない人でも辞めて欲しくないから出世する、犬みたいに上司にごまをする人が得をする古い考えの会社も多いのです。

 

だからこそ努力して力をつけて発言力を強めれば、非上場会社ではない飲食店で通用する人材となるのです。

その課長は力をつけたら一番に噛みついていたのが幹部である部長クラスの人たち。現場の仕事を見て”料理が焦げている”や”もっと早く料理が作れないのか? “と文句しか言わない部長達に「じゃあやってみてくださいよ」と言っていたのは痛快でした。

 

結局料理提供が遅くなったの気に誤っていたので事なきを得ましたが、どうやったら効率的に回せるのか?努力して力をつけていけばスキルや技術が認められて本社勤務になることもあります。

大企業だと無理に近いですが、非上場のそれも家族経営といった上司にごますりが多い体質の会社なら成り上がることも可能でしょう。

その課長はSV(スーパーバイザー)にも抜擢されていました。


本社勤務の仕事ってどんなものがあるの?

飲食店の本社勤務を実現するためにも本社勤務はどんな仕事をしているのか把握しておく必要があります。

現場仕事だけで消耗しない様に本社勤務を目指してみましょう。

 

SV(スーパーバイザー)

スーパーバイザーは管理、監督、監修を行う存在です。

飲食店で言えばエリアマネージャーと言った位置付けで、例えば衛星チェックで全店舗のクリンリネスをチェックしたり、商品開発部を持たない会社なら商品開発の担当、提案、他の正社員に商品開発を持ちかけたり、店舗応援やオープン店長を担当したりするお仕事です。

 

正社員およびパート、アルバイトの指導や教育も行ったりと仕事内容は多種多様です。

言ってみれば本社勤務だけど配属先がない全体的な仕事をする役職です。店舗が多ければ労働しているよりも移動の時間が多いこともあります。

 

飽きない役職とも言われていて、労働時間も特別長いわけではなくスケジュールをSVに任せている会社もあります。

反面ブラックな会社だとエリアマネージャーは名ばかりで、配属先は現場で本社勤務さながらの仕事もしている様な過酷な労働環境も会社も少なくありません。

デザイナー

ウェブサイトの構築、デザインやポップ撮影、デザイン、会社報の作成、イベントの撮影等、広報を担当する仕事です。

会社の説明会でも抜擢されることもあり、飲食店の現場よりもクリエイティブ、見た目が好きな人じゃないと務まらない仕事と言えます。

 

特に写真はその人のこだわりやコンセプトでポップが作成されてしまうので、集客や売り上げにも関係してくることも。当記事のサムネイルみたいにね。

とは言え、ほぼほぼパソコンやガジェット作業が多くなるため機械が好きな人なら目指していいでしょう。

 

ちなみに僕が働いていた会社のデザイナーは芸術大学卒の人が担当していました。

商品開発

飲食店の現場から本社勤務になるメジャーどころが商品開発ですね。

新商品の開発と提案、季節ものだったりトレンド、ある特定の年齢層をターゲットにした商品から性別向け、と言った様々な商品を開発して提案していく仕事です。

 

これは商品開発部がない会社は現場仕事をさせながら商品開発をさせられる、と言ったブラック形態になりがちなので注意。僕は一応その会社で商品開発候補でしたがその実態と報酬金の少なさからやる気がなくなって辞めました。

商品開発部がある場合、商品開発に当てる時間が設けられるので現場仕事でも本社での勤務日数が多くなりやすいです。

 

とは言え商品開発は成果が求められます。開発をして最終的にチェックしてもらうのは社長だったりします。会社の売り上げを大きく変えることもあるため適当な商品開発だと外されてしまうこともあるでしょう。

 

SNSで流行った物から季節の食べ物を使った料理、海外で流行っているものいんオリジナリティを加えたりセンスが必要となります。

商品開発は「お前がやれ」と言われてやる様なものではなく、自発的にやってみたい、やりたいと思ってやる人が多いのでやりたいと感じたら一度提案してみることです。

すぐに本社勤務を目指すなら

今すぐに本社勤務を目指すなら、順を追うためにも店長から始めて実績を作るのが手っ取り早いでしょう。

今勤務している会社で平社員だったとして転職サイトには店長としての人材を必要としている会社はごまんとあります。

 

本社勤務は

  • 年功序列
  • 実績重視

の2種類が存在します。僕は働いていたところの課長の様に努力と成果が身を結んで本社勤務になった人もいれば10-20年続けて本社勤務になった人もいます。

しかし仕事内容が圧倒的に違います、長く続けることとスキルや技術があることとは別です。課長の方がスキルで仕事をしている感じで毎回楽しそうに仕事していました。長く続けている人は常にパソコンを叩いているだけで無難と言えば無難ですが、どこか暗い。

 

実績を評価してくれる会社を探してしまう方が早いでしょう。キャリアアップにもなりますし自分の将来のためにもなりますよ。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://business-ride.com/?p=2894]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次