飲食店社員の将来性は不安?!仕事で人生を棒に振る前に行動するべき事

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飲食店に働いていた時に、平社員の方に将来に不安がないかどうか質問した事があります。

  • 給料は上がるのか?
  • 歳を取っても仕事は続けられるのか?
  • ボーナスは上がるのか?
  • 結婚できるのか

と回答してくれた方がほとんどでした。

 

僕も正直飲食店に働いていて「このままで大丈夫なのかな?」なんて不安に思ってました。

飲食店社員の将来性はあるのか?仮に将来性がないなら行動するべき事をお伝えします。


目次

飲食店社員と見れば将来性は不安しかない

飲食店社員という1人の雇われとして見れば、この先将来性はないと言えます。

 

長く勤務すれば店長職からマネージャー職、
果ては係長、課長と昇給できる可能性は十分あります。

しかし、飲食店社員は年齢と体力勝負です。
50代でも全然現場で仕事している人もいるほどです。

 

細かく砕いていけば将来性がないことに気づくでしょう。

役職数に限りがある=将来昇給しない可能性も

どの会社でも役職の数に限りがありますが、飲食店は特別少ない傾向です。

 

長く勤務で昇給するか実績で昇給できるかは別ですが、基本的に飲食店は、長く勤めてある程度の実績を納めてきた方が昇給するようにできています。

 

しかし、長く勤務をした人を昇給する=席数がなくなる事を表し、幹部職の人は定年まで働き続けます。

 

店長職についた人でもそれ以上役職が上にならない人が出てきます。席数が頭打ちして昇給させたくてもできない構図が生まれてきます。

 

飲食店における給料を上げる方法は昇給です。

 

それを会社都合で昇給させてあげられないとなっていたらどうでしょうか?

 

給料が上がらず歳を重ねてしまう為将来そのままの可能性もあります。

しょう。
僕が働いていた所は幹部クラスが定年の年齢になってもボランティアという形で席を渡さず年収1000万円貰う老害社員がいて世代交代が出来ず中堅社員が大量退職してたよ。

出世するには派閥によいしょが当たり前

飲食店の中でも家族経営で会社をしている所は、ごますり、ペコペコで出世するしかありません。

 

能力によって出世よりも上司に気に入られたことによる認知度で出世している人が多く、事実働いていて感じたのは

  • 下っ端には人使いが荒く、上司にペコペコする仕事ができないマネージャー
  • 思い通りにいかなかったらキレる店長

と言ったように、上司の見えない場所で何やってるかわからない人が、役職を貰っているのを見て家族経営の闇は深いなぁと思いました。

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給料が上がらなければ、ボーナスも上がりにくい

昇給しないと飲食店では給料が上がりません。

年功序列で上がったところで微々たる差で、根本的に上がる事はありません。

店長職から役職手当で給料を上げるしかないでしょう。

 

しかし、役職が頭打ちしていれば店長職の人がマネージャーに、マネージャーが係長に、係長が課長に、といった世代交代が出来ません。

 

ボーナスの変動も会社の給与システムによっては、店長職から大変動するようになっていることもあります。

40-50代で平社員だと給料の安さに泣きをみることになります。

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将来体力的な面で辛くなる

飲食店社員の将来の不安の種が体力面ですね。

役職が上がらなければ現場仕事をずっとしていかないといけません。

役職が上がっても現場仕事がたまにありますが、それでも毎日するわけではないですし、何より体力面で余裕が生まれます。

 

しかし、立ち仕事を毎日やれば年齢を重ねるごとに足腰に堪えてきます。

「もう疲れた」と感じた時にはもう転職できない年齢になっていた、なんてこともよくある事なのです。

 

しょう。
店長がよく「歳とったら楽できるように下っ端を使え」って言ってたけど、意味を間違えたら示しはつかないし下の社員もモチベーションが上がらないよね

会社の人使いの荒さで増えない若手社員

仮に年齢を重ねても楽できるように若手社員を使えば、体力面でもカバーはできるのです。

しかし飲食店のほとんどが人手不足で、その中で人使いの荒さが出ている店長や上司がいればどうでしょうか?

若手社員によっては「パワハラだろ」と感じて辞める人もいます。

 

会社の年齢バランスが若手1,中堅2,ベテラン6,幹部1の割合になれば、楽できるように若手社員に仕事は振っても、若手社員の仕事量が多くなりすぎて余計に若手社員が辞めてしまいます。

 

飲食店社員の将来は自分より下の社員がどれぐらいいるのか?でも全然変わります。

上が頭打ち、下は辞めていく状態の飲食店社員に未来はありません。

「辞める奴は根性がなかった」なんていう上司もいますが、根性ではなく辞める環境を作っているのが会社側なので、辞めさせる方が悪いです。


飲食店社員で人生を棒に振る前に

年齢は宝です。将来不安に感じたら行動に移して飲食店社員で人生を消耗するのはいけません。

特に昇給の頭打ちと若手社員の供給が間に合わない飲食店は大事件です。

 

「会社がどうにかしてくれる」と思っていると、気がついたら50-60代で定年間近になりますよ。

ハイクラスな飲食店に転職

昇給の頭打ち、給料が上がらない、若手社員が辞める、こういった原因はその会社に問題があります。

かといって飲食店で働くのが好きなら、もっと給料の良い飲食店に転職する方がキャリアアップが望めますし、将来的にも良いでしょう。

 

「でも、アットホームで人間関係が良いんだよね」と思って躊躇してませんか?

給料が安い会社になればなるほど、現実から目を背けてもらうようにアットホームにしている事だってありますよ。

転職した会社でも人間関係は構築できます。

 

ずるずるとアットホームな雰囲気が心地よくて安い給料で仕事をしていると、年齢を重ねた時に足元をすくわれてしまいます。

実際僕が働いていたところで50代の社員が店長職をもらって喜んだ矢先、配属される店舗が社員が店長1人の地獄のようなお店で働かされていました。

結果肺に水が溜まる病気で入院してました。

 

会社が面倒見てくれる」のは最低水準のみで、働く職場は別です。

 

店長1人の店になれば若手社員を使って楽に立ち回る、なんてこともできません。

年収500万円スタートで雇用してくれる飲食店でキャリアアップ目指して転職するのも良いでしょう。

若い時にしか出来ませんよ。

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飲食業界以外に転職してスキルをつける

体力面で不安を感じるなら、思い切って飲食業界から卒業して飲食業界以外で転職をしましょう。

飲食業界以外で転職してスキルをつけることで、後々年齢を重ねても仕事を続けられる力を手にいれる事ができます。

 

例えば事務仕事、パソコン作業が主な仕事ですが、パソコン作業を覚えて資料の作成等飲食店では、中々身につかないスキルを身につける事ができます。

 

個人の時代と言われているほどフリーランスが増加している日本、パソコン作業を身につけておく事で、ITで自分が得意そうなスキルが発見できるはずです。

そこからビジネスにつながることもインターネットの面白いところです。

 

「いきなり飲食店をやめて飲食業界以外で転職するのは不安….」と考えているなら、飲食店で働きながら副業でスキルを習得していくと良いでしょう。

しょう。
飲食店正社員からライターを経て2年後に個人事業主として開業した僕からすれば、パソコンで稼げてしまう今の時代は良い時代だなと思う。

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独立して飲食店を経営

役職が頭打ちで昇給できない、若手社員がやめて楽もできない、なら独立して自分自身が社長という役職になって飲食店を経営するのが一番の近道ですし給料を上げる事ができる方法です。

 

軌道に乗るまでは絶対大変です

 

しかし一度軌道に乗ってしまえば、人件費に余裕が生まれるので社員を雇って店長として仕事を任せていったり、時には自分が現場で仕事して…..飲食店が良い方向で更に好きになると思います。

 

まとめ

飲食店社員の将来が不安かお伝えしましたが、不安に感じる飲食店というのは

  • 役職数が頭打ち
  • 若手社員がやめて数が少ない
  • 年齢からくる体力面

です。給料が上がればモチベーションを上げられますし体力面を見ても納得できます。

しかし、今の飲食業で体力的に見合う給料が支払われていないところが大半です。

 

また、結婚することも飲食店社員として覚悟がいります。

結婚=転職する事ができない、その会社で一生を終えるような形になってしまうので、飲食店で働くというのは将来色々と考えなければならない業界と言えます。

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