- 飲食店のキッチンのバイトに興味がある!
- 料理を作っていくイメージだけど具体的にわからない
そう思ってませんか?
バイトの中でも比較的始めやすい飲食店のキッチンのバイト、興味がある方も非常に多いです。
そこで飲食店のバイトを5年、正社員を数年経験した僕がキッチンのバイトの仕事内容をお伝えします。
参考にしてキッチンのバイトを検討してみてください。
飲食店のキッチンバイトの仕事内容
飲食店のキッチンバイトはホールのバイトと比べて、覚えることが少なくピークタイムが忙しい事です。
ホールは足を動かすことが多いですが、キッチンバイトは手を動かしていることが多いバイトです。
その為、初めてバイトをする人も始めやすく、経験を重ねていけば調理もスムーズに行えるようになります。
「調理のみしかやってないんじゃないの?」と思う方もいますが、そうではありません。
仕込み
ピークタイムまでの間、材料を捌いたりストックを作って仕込んでいく仕事です。
飲食店によっては仕込みの工程がなく、トラックが郵送してくる事もあります。
また、バイトに仕込みを行わせないお店もあります。
僕が働いていた飲食店は朝仕込みを終わらせる為、パートないし朝バイトが入れる人が任されていました。
専門職であり、僕のところはイカの解体やエビの皮、背ワタムキ、野菜の千切り等もありました。
キッチンバイトで仕込みをやらされる事は稀だと思います。
準備
仕込まれた食材や注文されるであろうメニューを劣化しない程度まで準備しておいておく仕事です。
ピークタイム前にバイトに入る人がやる工程です。
残っている食材をチェックして、なかったら解凍や補充、手間のかかるメニューを後は〇〇するだけの状態で保存したりします。
僕が働いていた飲食店はお好み焼き屋さんだったので、お好み焼きのキャベツの盛り付け、食材のチェック、手間のかかるサラダをドレッシングをかけるだけの状態にしたりしていました。
この準備一つでピークタイムがスムーズに対応できるか変わります。
調理
キッチンバイトのメインとなる調理です。
注文された料理をできるだけ素早く調理していきます。
そんな方でも大丈夫です。
飲食店のキッチン調理は
- ポーションでオペレーション化されている
- 温める、焼く、蒸す、揚げる”だけ”の調理が多い
になっています。
仮に手作りにこだわっている飲食店であっても、焼くだけ、炒めるだけとマニュアル化されていて、バイトの料理スキルで味が変動したりミスになることは少ないです。
飲食店は味に個体差が出ないように徹底したオペレーションと効率化が図られています。
料理ができなくても安心してキッチンバイトができますよ。
また調理もサラダ等のサイドメニューを作る人、メインメニューを作る人、セミメインメニューを作る人、と役割分担されている事もあり、非常に難しい料理は社員が行なっている場合が多いです。
洗い物
飲食店によってはホールスタッフに洗い場を任せている事もありますが、大型店舗等はキッチンバイトが洗い場を行います。
洗い場はバイトの基礎中の基礎で、仕事の流れを覚える初心者登竜門と言えます。
飲食店のほとんどが食洗機を使用しているので、汚れを簡単に洗い落とすことができます。
洗い場は人とコミュニケーションをとることが少なく、お客様を相手にしないので楽かつマイペースに進められます。
注意するのは皿を割ったりすることですかね。
掃除、閉店業務
閉店時間に近くなると掃除と閉店業務を行います。
- 食材が入った入れ物をラップしていく
- 営業中に使い続けている物を洗う
- 床を磨く
をしていき、お客様がいなくなって閉店することになると
- 食洗機がある場合、食洗機の電源を落とす
- 冷蔵庫等の扉を綺麗に洗う
- グリストラップの清掃
を行います。
特に週に二、三日行われうグリストラップの清掃は結構きついです。
グリストラップは床に落ちた物等が水を使って一箇所に集められる場所で、きつい匂いを放っていることが多いです。
社員がやってくれる事もあれば、アルバイトも清掃する事もあります。
といっても網に入っているゴミをゴミ袋に入れるだけなので、匂いを数分我慢すればサクッと終わります。