田舎の飲食店に就職、転職して働くのが割に合わない4つの理由

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飲食店で働くけど、田舎と都会で何か違うのかな?

地域くらいでしか違いがわかりませんよね。

 

しかし、田舎の飲食店と都会の飲食店で、方針や考え方が非常に違います。

そして田舎で展開している飲食店で働くのは割りが合わないなと感じました。

しょう。さん
飲食店開業、経営で田舎で開業するならメリットは高いけど、
雇われ側として実際に働いた結果田舎の飲食店は割に合わないと思った

 

今回は田舎の飲食店に就職して働くのが割に合わない理由と、どんな人なら田舎の飲食店と相性がいいのかをお伝えします。


目次

田舎の飲食店で働くのが割に合わない4つの理由

田舎の飲食店といえど、個人の少数店舗ならクオリティ<客の応対が優先されて、割に合わないことはありません。

ここでいうのは田舎でもチェーン展開されている飲食店です。

 

そして割に合わない理由の一つに、給料が少ない事です。

都会の飲食店なら年収500万円以上スタートの飲食店があったり、今なら入社したてでも一定以上保証されるような会社が増えています。

 

しかし田舎の飲食店は、その地方の時給に合わせて月収を決めることが多く、正社員でも手取り14万〜16万が相場のお店も多いです。

 

しょう。さん
僕は大卒で田舎の飲食店で働いていたけど手取り17万くらいで
都会の飲食店で働いたら手取り22万に上がったよ

 

地方の時給、売上、客数によって変わりますが、田舎と都会という事だけで給料は変わります。

2:給料の割に休日も少ないので割に合わない

給料が安くても、まだ休日が多ければモチベーションは保ちやすいし働きやすくなります。

しかし、給料が安いのと休日が少ないことで、割に合わなくなっているのが現状です。

 

しょう。さん
手取り17万で、休日が月4~5日しかなかったよ
記録上には6日だけど、会社行事で2日は無くなる

 

24~26日働いて、4日で体が休まるわけがないですよね。

まだ都会の繁盛店で休みが少ないけど給料が他より高ければいいですが、安い、休めないの田舎の飲食店は割に合いません。

3:労働時間も長い

給料が安い、休日が少ないに加え、1日の労働時間が長いのも田舎の飲食店で働くのが割に合わない理由です。

  • 休日
  • 給料
  • 労働時間

この三つのトライアングルのうち、一つでも特化されているところがあればモチベは上げられますが、

  • 田舎で人手が集まりにくい
  • 時給が低いので水準を高められない
  • 人手が集まらないので交代できない

ことから、労働時間がどうしても長くなってしまうのです。

しょう。さん
毎月300時間以上がデフォルト、タイムカードを切った後の労働時間も考えると330時間はあった

また、都会の飲食店でもそうですが、労働基準法に引っかからないようにシフトが組まれています。

 

例えば朝9時~夜24時のシフトだったとします。

労働時間内訳は

  • 実労働13時間
  • 休憩時間2時間

になっていますが、実際の現場状況は

  • 労働時間14時間45分
  • 休憩時間15分

になっていました。

 

人手のいる都会の飲食店なら、休憩時間は最低でも30分以上ないし1時間以上休憩できます。

しかし人手のいない田舎の飲食店はランチ閉店のないお店も多く、休憩する時間がなく15分立ったままご飯を食べて終わり、なんて事もあります。

しょう。さん
僕が辞める前に同僚社員が5人やめていってたね、心身ともに疲れちゃってた

4:高齢者のサービス要求が過剰

田舎の飲食店で最も割に合わないなと感じたのが、なんちゃってグルメの高齢者による過剰サービスの要求です。

  • 料理提供時間
  • 細かい見た目
  • 接客対応

全てに対して、「私は偉いんだ」という気持ちで要求してくる客層が田舎の飲食店には多いです。

 

お好み焼きで働いていたが、お好み焼きが焼き上がるまで最短で20分かかります。と対応しても5分後には

  • まだ?
  • 時間かかりすぎだろ
  • このお店は客を待たせるのね

なんて言われます。

地方にもよりますが、大阪の田舎の飲食店の客層はこんな感じでした。

しょう。さん
何も問題がなかったのに急にキレだして鉄板にビールをかけて帰る変な客もいたよ
500円のお好み焼きに何を求めているのか…

人脈ができるかと言われると微妙

都会の居酒屋とかなら、様々な客とお話しする事もあり人脈を作っていくことができます。

実際に都会の飲食店で働いていた時、カフェの社長や不動産の役員、ビール会社の役員等様々な出会いがありました。

 

しかし田舎の飲食店の場合、人脈よりも常連客の獲得と深入りしない接客が求められます。

よって人脈作りをするのが難しく、できたとしても

  • 働いている飲食店の社長の知り合いに気に入られる
  • 部長つながりの知り合い

といった、身内から人脈のパターンが多いです。

 

仮に人脈で転職する場合、結局繋がってしまうのでビジネスチャンスを獲得しにくい。


どんな人なら田舎の飲食店に向いているか

割に合わない田舎の飲食店でも、長く続けている社員はごまんといます。

その社員たちが共通している点がいくつかあります。

 

一つに、アットホームな体質があっている事です。

会社という組織の中で、行事に積極的に参加したり幹部の方と仲良くなっていたり、居心地が良くなっている社員が向いていると言えます。

 

プライベート<仕事が優先されていて、その中で楽しめている、給料だけが人生ではない、経営理念についていける人が田舎の飲食店で向いている人と言えます。

歳を重ねた人

年齢を重ねて、給料より人間関係を重視するようになった人は田舎の飲食店に向いていると言えます。

 

都会の飲食店に比べて、田舎の飲食店は経験やキャリアを形成しにくいですが、その分仕事できない社員でも人間関係で上手く続けている人も多いのです。

 

年齢を重ねていけば、転職する労力も無くなってきます。

その時に、アットホーム、人間関係から田舎の飲食店を選ぶ人も少なくありませんよ。

若いうちは都会の飲食店の方が続けやすい

年齢を重ねて田舎の飲食店に転職する人も多く、キャリアを重ねにくい。

若いうちは都会の繁盛店、年収500万円スタートの飲食店に転職した方がキャリアも経験もグッと高められます。

 

特に飲食店だと、

年収を求める⇨キャリアアップ⇨飲食店開業

をする人が多いです。

同じ飲食店で働くなら田舎で展開している飲食店でいいかもしれませんが、開業を考えているなら都会で経験を積む方がいいでしょう。

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