新卒で飲食から転職したい!飲食を辞めて転職するタイミングとは?

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「新卒で入社したけど飲食業界から転職したい!」

入社した飲食店がブラックな環境だったり、ついていけない程の重労働だった、なんてのはよくあります。

そして、ブラックな環境とは知らずに新卒で入社する人も後を断ちません。

 

近年労働環境の改善により、飲食店全てがブラックな環境ではないものの

  • 内定がなかなかもらえず、とりあえず入社した
  • やりたい仕事がなく、入社難易度が低い飲食業界を選択した

という就職活動の焦りや目指したいビジョンがない事から、飲食業界に飛び込んだという方も多いでしょう。

 

そういった理由から新卒だけど飲食を辞めて転職してもいいのかな….と考えていると思います。

今回は新卒で飲食に入社したものの、辞めて転職したい人に向けて飲食を辞めて転職するタイミングをお伝えします。


目次

新卒だからといって、転職を躊躇する事はない

まず、新卒で飲食に入社したからといって

  • 3年我慢する
  • 数年いないとダメ

といった考えを持つ必要はありません。

3年我慢する、といった背景には、仕事の事や知識、経験といったものだと思います。

 

しかし、ブラックな飲食に新卒で入社してみればわかるのが

  • セクハラ、パワハラ
  • 重労働
  • 休みがない
  • 洗脳教育

と3年我慢すればデメリットでしかないものばかりです。

人なんて、一度諦めてしまえばブラック企業にありがちな洗脳教育によって、辞めにくい、変な責任感を持つことになります。

 

そうなると転職は難しくなりますし、辞めるという事が頭には入らないでしょう。

ブラックな飲食で、3年は頑張ろうは危険です。

躊躇する事はないです。

離職率から考えれば、新卒で辞める人は多い

厚生労働省が発表している29年の雇用動向調査結果の概況から見ると、飲食店の入職率が33.5%、離職率が30%と共に業界トップという結果です。

 

入職率の方が高いものの、離職率と比べてたったの3%しか変わらないのは驚きですよね。

内定がなくて焦って入社、やりたい仕事がないからという割合の多さも考えれば、妥当な数字なのかもしれません。

 

また、飲食業界だと現場仕事と労働時間を考えれば、若い人材のみならず中堅の人材が将来を考えて転職することも少なくないでしょう。

 

そして年齢別の男女離職率で、

  • 男性:19歳が37.2%、20~24歳が25.8%
  • 女性:19歳以下が44.3%,20~24歳が27.3%

年齢別に関してはすべての業界ながら、新卒で辞める年齢の離職率がトップです。

 

つまり、新卒で辞める人は多く極々当たり前だということが考えられます。

「新卒だから辞めてはいけない」というイメージは覆されているといえます。


新卒で転職を躊躇すると後悔するかも

新卒で飲食に入社、辞めて転職したいと思って中々行動にできないですよね。

実際に僕は飲食店で働いていて、「辞めて転職したいなぁ」と思っていましたが、結局新卒から2年後になりました。

 

しかし一度辞めてしまえば、何かから解放されたような気分になり、モヤモヤとしたものが無くなり、辞めた後は後悔なんてものはなく、前向きな気持ちになれました。

 

つまり、辞める前の辞めるという行動をするのが一番大変なわけです。

 

辞めることが言い出しにくくて、他の会社で働いた事がないから辞める勇気が出ない、他の会社でやっていけるか不安、なんてのが辞める前に考える事です。

 

しかし、全ては辞めてみないとわかりません。

また新卒の20代だからこそ、転職は積極的に行える事です。

 

ブラックな飲食が減らないのは、転職に踏み切れず行動できなかった人がいるからです。

転職できないばかりに、ズルズルと仕事を続けてブラック企業とわかっていても、年齢を重ねてしまって転職できなくなった、なんて社員はごまんといます。

 

今を、将来を変えられるのはあなたが行動するしかありません。

飲食を辞めて転職するタイミング

  • 飲食に将来性が感じられない
  • 将来的に飲食関連でやっていきたい

という目的意識がない場合、20代だから体力もあるぞ!という体育会ノリで何ヶ月も働く事はありません。

今すぐ辞めてしまい転職するのがタイミングです。

 

20代体力があるうちに転職してしまう方が、今後の人生を明るくするためのチャンスと言えます。

20代なら未経験の業界に転職する事は十分可能ですし、20代ならではで未経験歓迎の選択肢も多い。

 

飲食関連にやっていきたい人でも

  • 商品開発
  • 食品メーカー

といった食の繋がりから現場仕事のみならず、年齢が30,40代になっても続けられる仕事は沢山あります。

 

飲食業界で、商品開発や事務職といったホワイトカラーに出世する事は、長い年数と実績が必要となります。

それまで体力が持つかどうか….後々後悔するより転職する方がオススメです。

経験を生みたいなら店長職後3ヶ月だが…

新卒で入社したから、ある程度経験を積んで辞めたい!と考えているなら、飲食なら店長職に昇級後3ヶ月くらいで辞めて転職するのがオススメです。

 

店長職になれば

  • マーケティング
  • 販促
  • 事務系

の経験を学ぶことができます。

また、飲食店開業に必要な資格の取得をやらされる為、必要なスキルと経験を生めます。

 

しかし、年齢との戦いになります。

店長職に昇級するとなると、大体20代後半です。

 

転職を始めると未経験歓迎の選択肢も減りますし、必要なスキルと経験は飲食店で必要とされるものになりやすく、飲食⇨飲食業界に結局転職しまいかねません。

第二新卒という特権も使えなくなります。

 

将来飲食開業するなら店長職を経験するのはアリですが、目的がない場合経験を生む事はデメリットにもなる可能性がある為、早めの転職がおすすめされます。

後悔しない転職を始めよう

「転職を始めよう!」と思ってすぐ仕事を辞めてしまっても右も左もわからなくて困ると思います。

僕は実際に飲食店を何の準備もなしに辞めましたが、転職までたどり着くのに大変苦労しました。

なぜなら、ハローワークにいっても前職が飲食店なら偏見も多く、似たような職しか紹介してもらえないからです。

 

そこで仕事を辞める前にいつでも転職ができる準備から始めることにしましょう。

  • やりたい仕事は何か
  • やりたい仕事がある業界があるか
  • そのような組織構成がいいか
  • 福利厚生はどうか

考えながら求人サイトに目を通しておくと、知識がつきますし転職のビジョンも見えてくるでしょう。

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