飲食店バイトで風邪で休む時の正しい休み方、休めない場合は?

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人はどれだけ体調管理に気を付けていても、風邪を引いたりインフルエンザ等の感染症にかかってしまう事があります。

特に飲食店アルバイトをしていると、体調管理も仕事のうちと言ってくるお店も数多く存在します。

できれば休みたいものですよね。

 

「風邪をひいてしまったけど、バイトを休めないから出勤しないといけない」「風邪くらいで休むとかゆとり乙」と思う人もいるでしょう。

 

しかし、風邪をひいたけど休めないから出勤しないといけないと思うあなたは、飲食店の根性的な責任感と洗脳、そしてあなたの優しさから責任を感じているだけかもしれませんよ。

実際飲食店バイトをしていて、

  • 風邪をひいたけど出勤した
  • 骨が折れているけど出勤した

色んなアルバイトを見てきましたが、偉いと思われている所はありませんし、都合の良いように使えているとしか社員は考えていません。

 

むしろ知らず知らずのうちに、お店に迷惑をかけてしまっているケースも多々あります。

そこで今回は

  • 風邪をひいた時の正しい休み方
  • 風邪をひいたら飲食店バイトは休むべき理由
  • 風邪をひいても休めない飲食店バイトだった場合

について飲食店で8年働いていた僕がお伝えします。


目次

風邪をひいた時の正しい休み方

風邪をひいた時にまず始めたいのが、代わりのアルバイトを用意する事です。

飲食店は店の売上や店舗規模に対して、適正な従業員数でお店を回しています。

たった1人欠勤が生じてしまうだけでも、

  • お店がスムーズに回っていかない
  • 他のアルバイトの労働時間が延長される

とお店の迷惑になってしまいます。

 

また、代わりのアルバイトを用意しないといけないという法律がありませんが、社員が代わりのアルバイトを探していなかった場合、確実に出勤を余儀なくされます。

 

お店の円滑化と遠慮なく休む為にも、自分のシフトを他のアルバイトに風邪が酷くて出勤できない事と出勤できるかどうか確認しましょう。

 

代わりのアルバイトを探したけどいなかったら

 

「代わりのアルバイトを探したけど、誰もシフトに入ってもらえなかった」

このパターンがあるのも定番です。

 

出勤当日で代わりのアルバイトがいなかったら出勤しないといけないの?と思いますが、店長に連絡してみる事です。

店長に連絡するのは最後の砦ですが、

  1. 風邪をひいて休みたい事を正直に告げる
  2. 休むにあたって、自分で代わりのアルバイトを探した事を告げる

がポイントです。

 

代わりのアルバイトを探すって、意外と

自分で探した→代わりに入りたくない

店長から入れないか聞かれた→まあいけそう

と、人間ですから店長から連絡して探してもらう方が入ってくれるアルバイトも存在するのです。

 

自分で代わりのアルバイトを探した事を告げておけば、店長は対応してますし「ちゃんとやってくれる人なんだな」と納得してくれますよ。

 

ちなみに代わりのアルバイトを探した事を告げずに連絡すると

別のアルバイトを探して→その後いなかった事を連絡→じゃあ休めない、頑張って、と出勤させられた事があります。

 

店長も人間です。自己解決できていない状態で連絡を入れると機嫌が悪くなり、対応してくれなくなりますよ。


風邪で休む時はYesかNoか絶対はっきりしておくべき

風邪で休む時は電話で連絡する時、休むか休まないのか出勤できるか出勤できないのが絶対はっきりしておくべきです。

 

僕が飲食店の社員で働いていた際、よくアルバイトが言っていた事が

  • 風邪でしんどいけど何とか頑張れます
  • 代わりがいないからorいないので出勤します
  • バイトしていれば忘れると思います

等々、風邪でしんどくて出勤したくないけど自分の体調のせいで迷惑がかかるなら出勤してしまおう、という曖昧な表現は店長や社員の判断を困らせてしまいます。

 

実際言われた時「いやどっちだよ、無理して欲しくないから責任感を感じて曖昧にされるのは困るんだが….休むくらいは気にならないし」ってなりました。

 

曖昧にされれば、社員や店長もいくらか準備を始めてしまいますしかえって仕事を増やす結果にもなるのです。

風邪に度合いもクソもなく、風邪は風邪なのではっきり休むなら休む、休まないなら連絡しないがベスト

 

気分屋な店長だと

  • (あまり協力してくれないバイトの場合)じゃあ出勤で
  • (協力してくれるバイトの場合)じゃあ休みで、しっかり治してまた元気な姿でバイトしてね

と人で判断を変える事も少なくないので、店長の判断で決めてもらうのではなく休むか休まないかきっぱり伝えましょう。

飲食店アルバイトで風邪をひいたら休むべき理由

理由の一つに他の従業員に風邪を移してしまう可能性がある事です。

他のアルバイトに移してしまえば、そのアルバイトが風邪で休む事だってありますし人手不足の原因を作ってしまいます。

 

何より咳等が衛生面でも悪い事が挙げられます。

お客様が見れば、「風邪をひいている従業員を働かせているのか?」「咳をした手で料理を運んでいる….」と細かいところで指摘されるかもしれません。

 

特に実際に働いていた小規模店舗に起きたのが、風邪のパンデミックでした。

全員が風邪をひいてしまい、人手が足りず店を三日間営業を停止した事があります。

  • 食材の在庫が痛む
  • 他の従業員に移してしまう
  • 衛生的に悪い

風邪だけど大丈夫!がこれだけのリスクを抱えている事を覚えておきましょう。

風邪で仕事がうまくできなくなる

風邪は仕事のパフォーマンスを著しく低下させます。

接客からキッチンスタッフの調理等々、パフォーマンスが下がればその分お客様に迷惑をかけることにつながります。

料理の提供であったり、仕事のスピードが著しく低下します。

 

風邪による注意力の散漫で思わぬ事も

まだ暇な時ならいいですが、一番怖いのがパフォーマンスの低下による衛生面の気遣いが疎かになってしまうことです。

実際に働いていた飲食店であった事ですが、閉店間際に焼きそばを冷やす水場を洗剤で洗っている際に茹で上がったそばをその中に入れてしまう事件がありました。

 

幸いすぐに気付いて処分、その後新しいそばを茹でて事なきを得ましたが、風邪をひいているだけで注意力が散漫してしまいます。

食中毒、最悪なケースも隠されていることから休むべきなのです。

合併症の危険性

風邪をひきながら飲食店バイトを出勤して問題ないならいいですが、飲食店の環境によっては合併症を発症する人もいます。

実際に職場が乾燥しきっていて風邪が悪化したり、軽い喘息を発症するバイトがいました。

 

家と違って自由に空気環境を整えられない飲食店にとって、風邪は大敵です。

 

風邪をひいても休めない飲食店バイトはどうする?

正直風邪をひいても休めない飲食店は論外です。

そりゃあなたの立ち位置が店長に嫌われていたり、あまり協力していない場合店長の性格によっては休むなと言われるかもしれません。

 

しかし、それは私情を挟んでいるだけですしそれで風邪が悪化してしまえば更にバイトの復帰も難しくなります。

悲しい話ですが僕の友達が風邪で体調が悪く、それでもバイトに出勤した次の日、急性肺炎に合併して還らぬ人になる事件がありました。

それだけ風邪は甘く見てはいけない事なのです。

 

また、ぶっちゃけた話、1人バイトが欠勤しても結局店が回っているケースが多い。

確かに迷惑がかかるものの、社員が大抵2人分動こうとする為問題なく回っています。

経験した中で、バイトをバックレられた日でも店が回らない事はなく、社員が動き回っている事が多かった為事なきを得た日は非常に多い。

 

休めない飲食店だと思ったら、今後の事も考えてバイトを変えるべきです。

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