ブログを運営していくのに、維持費として広告は必要です。
アドセンスがメインでありますが、他社広告にFluct(フラクト)というSSPがあります。
今回はFluct(フラクト)について謎めいっている審査基準や収益性、単価等、実際に7年ほど使った中で感じた事を紹介します。
Fluct(フラクト)とは?どのような会社?
フラクトは、株式会社Fluctが運営する広告会社です。
ボヤージュグループの一つで、現在は株式会社CARTAのグループ関連企業となっています。
ボヤージュグループからグループ関連企業に
- Fluct
- Zucks
の2種類の広告会社がありました。
ZucksADがオープンアドなら、Fluctはクローズドアドとして運営されており、審査基準に通ったもののみがFluctを利用することができます。
Fluctの取り扱っている広告サイズ
PC | SP |
---|---|
全画面広告 300×250 | |
オーバーレイ 320×100 320×50 | |
インライン 300×250 320×100 320×50 336×280(収益性低) | |
オーバーレイ インライン 728×90 | |
オーバーレイ インライン 468×60 | |
160×600 |
アダルトの掲載可否、新しくレコメンド、動画やインフィード広告も揃えているようです。
Fluct(フラクト)の収益性は?
7年ほど使い、取り扱うジャンルにもよるが、収益性は悪くありません。
Fluctは、クリックとインプレッション型の2種類を織り交ぜた広告で、日によってインプレで高いかクリックで高いか違います。
単価は?
直近だと
- ecpmで20平均
- 基本クリック単価は30平均
とまずまずの成績。
オーバーレイを使っていたときはecpm22固定でした。バナー広告だと単価がまばらになります。
しかし、Fluctの広告は数を増やせば増やすほど収益が上がるわけではなく、あくまでクリックも重視される為、アドセンスやインプレのMoneytizerに比べ収益の安定性は謎です。
サブやアドセンスが停止された方が運用するなら全然アリです。
Fluctの審査基準は?
ここが一番の問題、ブラックボックスとなっているFluctの審査基準。
個人的な見解ですが
- アクセスは関係なし(1000アクセスでも通る)
- サイトで貼っている広告数で判断される可能性がある
- ジャンル、流行り等も考慮されている?
が予想されます。
特に広告数は判断基準になると思われ、他社広告を使っている場合「他の他社広告と比較してくるから、リスクが高い」と判断されて審査に落ちるかもしれません。
実際に審査に通したサイトの挙げると
- 広告がアドセンスのみ
- アクセスが比較的爆発しやすいジャンル
- 雑記ではない、特化型
となります。
あくまで筆者の想像なので参考程度としてください。
Fluctを使って感じたこと
- 広告タグの発行に時間がかかる
- 外した広告タグが表示されなくなるスピードが早い
- 広告タグが発行した時によってタグが違うときがある
- 遅延読み込みなしだと重たい
広告タグの発行に時間がかかる
広告タグは問い合わせで発行をお願いする為、時間がかかります。
遅延読み込みなしだと重い
クリテオやアイモバイル等、他社広告も表示実行する為、重くなりやすい。
遅延読み込みは必須です。