経験してわかったブラック企業の基準と見抜く方法

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近年企業の基準として『ホワイト企業』『ブラック企業』という言葉を良く耳にします。

友達と話していても○○はブラック企業だからな~とか、ブラックじゃん、といった一種のワードにまでなってきました。

 

そこで『ブラック企業』の特徴とそれを見抜く方法を経験して分かった知識でまとめてみました。

それを参考にし、あなたは絶対ブラック企業に就職しないでください!!!

 


目次

経験して分かったブラック企業の特徴

ブラック企業の特徴をスラスラっと紹介します。

なぜブラック企業としての特徴なのか?も経験した中で記述していくので参考にしていただければ幸いです。

 

なぜか残業が『労働時間』に含まれている

この意味わかりますか?

例えば労働基準法として10時間しか働いてはいけない様になっています。

しかし、シフトの中にすでに残業時間も労働時間に含まれて仕事に組まれている状態です。固定残業代ってやつ。

 

非常に意味がわかりませんし、残業時間を労働時間に含めている=基本給が少ない事にも裏付けられます。

むしろ企業からは『これ以上残業しても残業代は出さないからな』という意思表示とも言えます。

 

知らず知らずのうちに残業を含めた仕事をさせられていませんか?当たり前だろ!!って考えている方、それブラック企業ですよ。

勤務予定時間に普通含みませんよ。

僕が働いていたとこは最初に基本労働時間+残業時間○○hを必須とする。という条件でした。

入社する時は何も書かれていません。

異常な長時間労働、ただなげぇ

正直一日の労働時間10時間+2時間以上がほぼ毎日続くとブラック企業と言えます。

そこまで長時間労働をする必要があるのか?

ほぼ謎だが長時間労働をさせられているパターンですね。

 

まだ44時間なら可愛い方で、僕が働いていたところはほぼ毎日15時間以上の労働が多かったです。

 

これは飲食業界で働いてたこともあり『これが普通』と考えていましたが、飲食業界できっちりしている会社はきっちり労働基準法を守っています。

飲食業界は基本『長時間労働は当たり前』の風潮ですが、これは変えるべきですね。

 

ちなみに、基本的なブラック企業認定の月の残業時間は44時間以上を超えてしまうとブラック企業と言えるでしょう。

80時間以上の残業時間の超過で人の命にかかわるとされています。

長時間労働には気をつけたいですね。

 

労働時間がなげえ割に100均ぐらい安い

労働時間が長い割に、大卒だろうが高卒だろうが給料が非常に低いとブラック企業と考えて良いでしょう。

まあまず労働時間が長いと感じる理由は給料に不満がある事を指します。

 

労働時間が長くても月収100万とかもらえるなら不満も出ませんし、それ相当の対価を支払ってもらってる事になります。

 

しかし長時間労働で不満が出ているのは、もう100均の商品くらい給料が安いんですよ。

んで給料が安いブラック企業の言い訳は『年齢別でも給料をあまり上げない事で従業員同士の対立を減らす事』だそうです。

対立する前に辞めてしまったら身もふたもないと思うが。

 

目安としては僕が働いていた所は、月の労働時間が350時間~で手取り178.000円でした。わしゃ奴隷か。

休日が圧倒的に少ない

 

言わずもがなですが、休日が少ない会社は従業員の気持ちを考えないブラック企業でしょう。

休みの数が少なければ少ない程『人間の頭が固くなりコミュニケーション能力の低下、休日になると寝て終わる』といった現象になりかねません。

会社の休日目安として、年間休日というものをネットでも公開しています。

日本における平均年間休日は120日と言われています。

それの90日以下を下回ってくるとブラック企業に入ってくると考えられます。

 

ちなみに僕(隙あれば自分語り)が働いていた会社の年間休日は78日でした。

その内毎月休日2日分は会社の行事(セミナーや食事会)でつぶれます。意味不明。

休日でも電話してきます。もうまっくろくろすけもびっくりのブラック企業でした。

 

従業員の入れ替わりが早い

給料が安い、長時間労働等々様々な理由からいつの間にか知らない社員が入社していたり、いつの間にか仲の良かった社員が辞めてしまったりと従業員の入れ替わりが早い会社はブラック企業と言えるでしょう。

 

僕が働いていた所も新入社員として14名いましたが、二年立たずに僕を含めて7名辞めていました。

そのほとんどが『ちゃんとした辞め方』で辞めていません。大体が上司がうざいとか、給料が安いとか不満ありきですね。

入社難易度が低い

これはセットで言える事で、入れ替わりが早い企業=入社するのが非常に簡単だからと言えます。

これは単純に人材不足な面と、『数が多ければ多い程良い』と考えている会社体制とも言えます。

つまり学歴、職歴や資格等を評価に入れず、人材不足の為にバンバン採用してしまう事が挙げられます。

評価に入れない=あなたの学歴や資格は給料に反映されない事にも繋がるので注意。

 

ちなみに僕はアルバイトから適当に面接してその会社の正社員になった感じでした。難易度なしか。

 

精神論がまかり通る世界

最もブラック企業にありがちなのが精神論で説得してくる事です。

『頑張ればできる』『感謝』『絆、チームプレイ』等の綺麗事の精神論ばかりを使いたがるのがブラック企業と言えます。

また、例えばまともな友達がブラック企業に就職して勤務歴が長くなればなるほど同じ思考になる事も忘れてはいけません。

 

これは精神論にある『頑張る』という所がポイントで、言われ続けてしまうと何も考えず仕事の向き合い方が頑張るで片づけれる様になり、ブラック企業とわかっていても『まあ頑張れば続けられるし』と思って勤務歴が長くなると考えられます。

 

よく耳にするのが、ブラック企業の8割はバカをそろえた社員と言われていて、染まりすぎてただ労働しておけば良い。という思考を持った人が大半と言われてます。

実際に優秀な社員はすぐに辞めます。これはホントの話。

上司の命令は絶対的権利

 

ブラック企業の体質としては、体育会系のノリや仕事を押し付ける方が非常に多いです。

ノリや仕事のみならず上下関係に関しても、有り得ない程厳しいです。

例えば上司のお願いとかを無視すると、速攻キレて怒鳴り散らしてきます。

もう論点とか関係なしに単純に怒りたいからって理由の上司もいます。行き過ぎた上下関係はパワハラと言えます。

 

僕が働いていた所の上司はやたらキレる人で、部下には適当に上司には犬の様にペコペコする上司で『俺のしごきに耐えれない人が辞めていくだけ』と意気揚々に語っていました。20年で出世実績ゼロなのに。苦笑

 

パワハラ、セクハラが日常茶飯事

 

上司の命令の上下関係とセットになるが、行き過ぎたコミュニケーションはパワハラ、セクハラになります。

 

ブラック企業の場合、パワハラやセクハラは絶対に見てみぬふりか、それが当たり前になって従業員間でも日常的になります。

売り上げや残業をする。といった事ではなく、人の容姿で遊んだりそれをノリ(美味しく)してあげている様にふるまいます。

 

本人は傷つきますし、今後こういったパワハラがずっと続くとなるのはブラック企業と言えます。まあ経験談ですが。

 

無駄にアットホーム

 

ブラック企業の中に『アットホーム』をウリにしている所があります。

しかし、そのアットホームは良い意味ではなく悪い意味のアットホームという意味です。

休日に平然と仕事の電話をかけてくるし、会社行事といって貴重な休日を一日費やし行きたくもない行事に付き合わされたりします。

 

アットホームという名目でやりたい放題です。マナーもへったくれもない無駄なアットホームが多いのがブラック企業と言えるでしょう。

 

毎年運動会みたいなのが僕が働いていた会社にはあり、強制参加でこき使われる行事で社員達の間では『新入社員狩りの行事』と言われていました。実際次の日から出勤せず辞める社員が多かったのを覚えています。

 


ブラック企業を見抜く方法

ブラック企業を経験した中で『こういった事がブラック企業だな~』と感じた事をまとめていきます。

これを参考にしてブラック企業を見抜く一つのポイントとして見て頂ければ幸いです。

 

年間休日が明らかに少ない

 

求人サイトでも絶対に嘘の情報を公開してはいけないのが年間休日です。

年間休日は一種の企業の目安として用意されており、仮にそれで入社後に年間休日が契約と違うという理由で訴える事も可能です。

 

そんな年間休日が明らかに少ない企業はブラック企業と言えます。90日以下の企業は出来るだけ避けた方が無難です。

 

求人サイトのニコニコ笑顔の集合写真

 

求人サイトで数名でもニコニコ笑顔で仕事している写真を見たことはないでしょうか?

あれのほとんどがブラック企業の目安として良いでしょう。なぜならニコニコ笑顔の写真で連想できる事は

  • アットホーム
  • 無理やり笑顔
  • 充実(嘘)

といった仕事内容に関係のない事です。本当に求人したいなら社内の様子よりも仕事内容、どのような人材を求めているのか?はっきりと公開するべきです。

 

仕事内容をごまかすためにニコニコ笑顔の集合写真を行っている場合が非常に多いです。テレビみたいなもので人が見ていて不快ではない表情に対して人は抵抗なく見てしまうからです。

フレーズに注意

求人サイトを見ているとブラック企業が良く使うフレーズがあります。

『やりがい』『アットホーム』『充実した○○』等々、ニコニコ笑顔の写真同様に、ブラック企業は売りとなる仕事の中身がありません。

 

となるとどこで売りを出すかというと抽象的で、精神論交じりなフレーズがほとんどになってしまいます。

なぜなら求人サイトに投稿する人はそのブラック企業の社員であり、同じ思想の持主です。

 

『抽象的なフレーズばかり並べて、ちっとも具体的な内容が入っていない』事がブラック企業の目安と言えるでしょう。

 

面接が雑い

 

面接場所が異様に雑かったり、質問も意味不明な会社はブラック企業と言えます。

実際に経験したことですが、面接が何故か居酒屋でした。そしてこちらはお酒を飲めるわけではなく、面接官はお酒を飲んで自分の武勇伝とか語っていました。アホらし。

 

こういった面接が雑い会社=人材不足だが能力や経歴を評価せず、ただただ従業員をコマとしか考えていないブラック企業なので、面接に違和感を持ったら注意しましょう。

 

労働時間

 

正直労働時間は求人サイトでもあてになりません。なぜなら想定される労働時間しか記載されておらず、ブラック企業=通知していない労働時間がある為です。

 

目安としては労働時間はあてにせず、求人サイトの中でも元従業員がレビューしている求人サイトを参考にした方が良いでしょう。

給料面

給料面も求人サイトはあまり参考になりません。

しかし経験上、平均とされている給料200000円を表示している会社は注意です。平気でそれ以下の給料になっている事があります。

 

給料よりもしっかりと残業手当の詳細が記載されている会社を目安とした方が良いです。

 

(まとめ)

 

経験してわかったブラック企業の特徴と見抜き方をお伝えしました。

ブラック企業に働いた中で、最もつらかったのが休日とアットホームです。

 

アットホームだからプライベートも介入してこようとしてきますし、休日はほぼない状態に近かったです。

そういったブラック企業に出くわさない様に参考にしてみてもらえれば幸いです。

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