バイトがプロ意識を持つ必要はない?持つべき人と持たなくていい人

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バイトを長く続けていると、社員から「プロ意識を持て」と言われることがあります。

 

プロ意識とは何でしょうか?

仕事に対してプロとして自覚する、

誇りやプライドを持て、という意味だと思われますよね。

 

働いている中で、バイトでもプロ意識を持った意識高い系の人もいますよね。

プロ意識は持つ必要性があるのかどうか?お伝えします。


目次

バイトにプロ意識を持つ必要はあるか

結論から言うとバイトがプロ意識を持つ必要はないでしょう。

 

バイトという存在はあくまでアルバイト。

社員のように仕事に見合う給料があるわけでもなく、責任が負担されるわけではありません。

 

時給で尚且つ最終的な責任は社員にあることからプロ意識を持った所で、

店を代表して責任を負う事はないですし給料が上がるわけでもありません。

 

お店によっては社員が不在で、バイトに全ての責任を任せる事もあります。

それでもプロ意識に繋がる因果関係も根拠もないでしょう。

プロ意識は他人に言われて持つものではない

そもそもの話で、プロ意識は社員や他人に言われて持つ様なものではありません。

バイトを始めるとバイトリーダーと呼ばれる人や、レギュラーバイト、主力と呼ばれる様な人がいますよね。

 

バイトリーダーは店によってはシフト表にBL(バイトリーダー)と記載されることがあります。

 

バイトリーダーになった人だと、

  • 他のバイトよりしっかりしないといけない
  • 他のバイトを牽引していこう

と自分自身が意識を持って働きます。社員から言われて意識を変えるものではないのです。

 

プロ意識も同様で、「プロ意識を持って働いてね」なんて言われるようなものではありません。

自我を持って、自分で考えて意識を持つ事なのです。

プロ意識を持った所で待遇が変わる事はない

バイトがプロ意識を持つ事で時給がアップするよ!等待遇が変わるならプロ意識を持って働くでしょう。

 

しかし、プロ意識を持った所で待遇が変わるバイトはありません。

プロ意識=都合のいい様に使える、ある程度責任を持って働いてもらうのが狙いです。

 

その会社の理念に合ってるとかついていきたい、と感じるならプロ意識を持つのがいいですが、

待遇の変わらないまま理念に関心があるのは損ですよね。

そういう場合はバイトではなく社員になるべきです。


なぜプロ意識を持てと言うの?

プロ意識を持たなくても良いアルバイトに、なぜ社員はプロ意識を持てと言うことがあるのでしょうか。

一つの理由に、長く続けているからが挙げられます

 

入って間もないバイトにプロ意識を持てと言う事は言いません。

あくまで数年続けているバイトに向けて社員は言います。

 

  • ベテランだから新人に恥のない様に
  • 新人に舐められない様に

の意味が込められていると言えます。

 

例えばアルバイトを4年続けているにも拘らず、

新人と変わらない仕事しかできない、

場数を踏んでいるのにテンパる、

そんなバイトがいたらどうでしょうか?

 

仕事しにくいですし、新人でも仕事ができるバイトに仕事を振ってしまいかねません。

そういった背景から「ちょっとプロ意識を持って働いてくれないか」と声を掛けることがあるでしょう。

出勤日数が多い

週5~6日で労働時間が長いバイトにプロ意識を持て、と言うことがあります。

理由にそのお店の営業時間にほとんどの場合出勤しているからです。

 

同じ従業員だと常連客がいるなら顔を覚えられますし、対応方法や店の雰囲気も多少変化するからです。

仮に週6日の毎日10時間入っている場合、常連客はその従業員の対応や態度で今後来店するかどうか考えます。

 

たかがバイトだけどされどバイト、常連客を集客に関わる場合もあるため、プロ意識を持って働いて欲しいと言うのです。

ミスや都合の良いように使いたい為

多くの場合の理由に、ミスの防止やバイトを社員が都合よく使いたいがために言います。

プロ意識を持てと言うだけでミスが防止できれば楽ですよね。

 

事実言われる事で、真面目な人はプロ意識を考え始めますし接客態度にも変化が表れます。

社会勉強の一つとして捉えれば、良い経験と言えます。

 

しかし、後者の社員が都合の良いように使いたいがために言う事は最悪です。

僕は飲食店でバイトしていてこのケースに合いました。

料理提供が詰まればまず僕の名前が呼ばれますし、忙しくなれ都合の良いように使ってきます。

 

目の仇にされた結果プロ意識を持て、と言われる場合もあります。

バイトでプロ意識を持つべき人とは

プロ意識を持つべき人は、どうしようもなくミスが多いバイトでしょう。

初めて間もないならまだしも、数年も働いていてミスが目立つバイトには意識改革のために言うと思います。

 

特に皿を割ったりする場合は、言われても仕方ないでしょう。

バイト⇨社員登用をする、狙っている人

アルバイトだけど、今後正社員として働きたい、狙っている人はプロ意識を持つべきです。

バイトの気持ちのまま社員になれば苦労するのは本人です。

 

僕は飲食店バイト⇨正社員になった1人ですが、バイトのときと社員のときで意識も気持ちも全く違い、ギャップで悩みました。

プライドを持つ、と言うのではなくプロ意識=丁寧な対応、親身な接客等々だと思います。

 

言うなれば派遣社員が今後正社員を狙うようなもので、バイトでも社員と同じ仕事をする、手伝う事で意識も変わります。

バイトから正社員に登用予定ならプロ意識は持ちましょう。

とはいえ、社員全員がプロ意識を持っているわけではない

バイトから社員登用を目指す人はプロ意識を持った方がいいですが、

社員全員がプロ意識を持って仕事をしているわけではありません。

 

中には仕事をサボって遊んだり、適当な社員はごまんといます。

僕が働いていた人事異動前の社員は仕事を全くせず、ずっと遊んでいました。

 

だからと言って、社員登用を目指す人が同じ気持ちになると社員になれない場合があります。

バイトから社員を目指す場合、そういった人がいてもプロ意識を持って登用を目指しましょう。

まとめ

バイトはプロ意識を持つ必要はありません。

しかし、持つ必要がないといっても雑くなる、サボっていいわけではないです。

 

ある程度のクオリティを持って働くのがいいでしょう。

一番ダメなのがプロもどきバイトです。

 

社員でもないのにバイトをしている年数が多いだけで偉そうになる事は言語道断ですよね。

社員も面白がって「プロ意識を持って仕事していいな」なんて煽りますし。

 

バイトは職場にあった最低限のクオリティで働くのがいいでしょう。

プロ意識を持ってもらいたいなら、時給をあげる、待遇を良くする、があればいいですけどね。

 

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