飲食店の正社員のボーナスってどう?月収や手取り、年収はどれくらい?実際に働いた結果

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激務で安月給とも言われている飲食店の正社員。

安月給といえどどれぐらい月給が安いのか?実際に働いてみないとわからないと思います。

 

もしかしたら意外と月収は高いかもしれませんよ?!

 

そこで実際に8年飲食店で働いていた僕が、初任給から月給、手取りにボーナスはどれくらいあったのかお伝えします。

飲食店の転職を考えている人や飲食店に就職する人の参考になれば幸いです。


目次

飲食店の正社員のボーナスはどれくらいだった?

結果からいうと平社員2年目でボーナスは総額13万円でした。

 

そこから諸々引かれるので振り込まれる金額は10万円です。

これを冬と夏の年2回くるので平社員でも20万円のボーナスがあることになります。

 

正直安いです。

事務職や営業職の方が圧倒的にボーナスが高いと言えるでしょう。

 

後から説明しますが、ボーナスは飲食店の会社の待遇で非常に変わります。


飲食店の正社員の月給、手取りは?

平社員2年目で総額24万円(大卒)でした。

内訳は

  • 基本給:14万円
  • 深夜手当(残業手当):8万円
  • 通勤手当:2万円

で月給は24万円、そこから健康保険、厚生年金、所得税や住民税諸々を引かれると……

 

手取り額は17万8000円でした。

 

大卒だけど、基本給の低さが飲食店の中では”あるある”といえます。

残業をしないと食べていけません。

 

また、店舗によっては閉店時間が22時だったり24時だったりするので、残業手当の増減が非常に大きいです。

 

24時閉店の店舗で勤務していた頃は、総額26万円で手取り18万5000円ありました。

 

22時30分閉店の店舗で勤務していた時が今回の内訳となります。

 

飲食店でお金を稼ぐ場合は、できれば閉店時間が遅い店舗の方が残業手当が出て稼げます。

年収で換算すると…

 

ボーナス総額13万円が2回で26万円

月給が総額で24万円が12回で288万円

288+26=314万円です。

 

20代の男性の平均年収が367万円、女性が319万円、平社員2年目(25歳)としては平均年収を大きく下回っています

[blogcard url=https://doda.jp/guide/heikin/age/]

 

ここから控除されるので手取りで計算すると

ボーナス10万円を二回なので20万円

平均手取りを17万8000円として12回で213万6000円。

手取り年収は233万6000円です。

 

正直安月給です。

大卒で手取り年収230万は笑えないです。

 

これで実働時間が月に300時間あったのと、休みが少ないので割に合わないといえます。

しかし、会社によって給与システムが違います。

飲食店の給与システムの違い

飲食店の給与システムは大きく分けて2種類あります。

  • 役職手当がボーナスで反映される
  • 役職手当が基本給に反映される

です。

両方手当で上がることはほぼなく、ボーナスに反映されるか基本給に反映されるか?の違いになります。

ボーナスに反映される場合

役職手当がボーナスに反映される場合は、年功序列制度を取り入れながら基本給にあまり反映されず(年齢で上がる金額が200-1000円)、ボーナスで大幅に上げられます。

 

例えば店長職に就いて働いていたとして、基本給に店長手当が盛り込まれますがボーナスで反映される会社なら店長手当の金額が月1000-3000円ほどです。

 

しかしボーナスがグッとあがり、大体50-80万円まで上昇します。

 

これは基本給を平社員や他の役職の人と大きく差を広げない事で”絆”や”アットホーム”、社員間で仲良くしてもらうという考え方があるからです。

 

事実上司であった(19年勤務)店長の給料は手取り22万円でしたが、ボーナスは80-100万円もらっていました。

 

ボーナスまでは辛くても頑張らせる、といった目標設定の工夫とも言えます。

基本給に反映される場合

役職手当が基本給に反映される場合、ボーナスは少ないものの役職手当で1万-5万円ほど上げられます。

ラーメン屋などが代表的で平社員20万、店長50万円で求人募集をかけている会社をよく見かけます。

 

基本給で反映されるかわりにボーナスがない、ボーナスが少ないというデメリットがあり、年収で見るとボーナスに反映される場合と変わらない金額の事もあります。

 

基本給に反映される場合の飲食店は人材の評価が高く、離職率が高い飲食店とも言えます。ボーナスという目標設定がないためどの月に辞めても給料は変わらないからです。

 

しかし、納得のいく給料なら勤続年数が長い人も多いのも特徴的です。

例えば大阪にある鍬焼き屋さんの鉄板神社。

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いわゆる飲み屋なわけですが、社員の給料還元が良く、役職なしでも最大30万円以上が初任給から始まります。

 

店長職で月給100万円貰っている正社員もいます。

まあ何回も飲みにいってましたが、非常に大変な仕事なので給料が高いのも納得です。

最後に

実際に飲食店に働いて月給やボーナス、手取りをお伝えしましたが、もう一度飲食店で働かないか?と言われると、給料が高いならYesと僕は言えますね。

 

飲食店によるが、僕が辞めた会社は休日でも給料のつかない労働をさせられたり、思いつきの電話が多かったり、人事異動して改善されましたが一度経験したストレスが爆発して辞めてしまいました。

 

給料が安いのに休日がほぼなかったので、「こんな事してるなら転職した方がよくね?」と思って辞めましたね。

 

飲食店で仕事ができない上司の下に働いてしまうと人生が終わります。

我慢しても仕事できない上司程辞める事は絶対にないので今後数十年働こうと思ったら仕事できない上司がいたら転職した方が得策です。特に電話好きな上司はヤバめ。

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飲食店全体が悪いわけではないので待遇の良い飲食店、給料が良い飲食店は必ずありますよ。

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