飲食店のアルバイトだと勤務先が近ければ、バイトの日を自転車で通勤することができます。
しかし、社員だと都会なら電車通勤、田舎なら少しでも楽に通勤したいことから車を利用する人も少なくありません。
実際僕も数キロぐらいの距離を、足を休めたいという意味で車通勤をしていました。
ですが、車を修理していた時に自転車通勤に切り替えた数日後「自転車のが楽じゃね?」と感じたわけです。
今回は経験から飲食店社員に自転車通勤がおすすめな理由をお伝えします。
立ち仕事の飲食店は意外と運動不足になりがち
労働時間のほとんどが立った状態の飲食店の仕事。
「ホールで歩き回っているから健康なのでは?」と考える社員もいるでしょう。
しかし、仕事中の歩き回り=運動効果として低く、体重を立っている間足で支えているため、足の負担がかかってしまいがちです。
キッチンでも立ちっぱなしは足にきます。
特に飲食の仕事のストレスで、体重が増加する人はさらに足の負担がかかってしまいます。
歩き回っても、運動効果より体を支える側に必要な筋肉が使われてしまうため、運動効果は低いのです。
特に経験上足の関節が硬くなりますね。
飲食の仕事で歩き回っていても、最低限の足の可動範囲しか使わない為それ以上の運動量を超えることがなく関節も硬くなります。
股関節から膝も水が溜まって曲げにくくなることもありました。
長時間労働から、運動不足解消する機会がない
また、飲食店のほとんどが長時間労働かつ休日が少ないです。
定時で帰れる会社なら空いた時間にジムやランニングを取り入れて汗を流す機会ができますが、
飲食店の社員の場合、運動不足解消を自ら取り入れていかないといけません。
しかし
- 休日はゆっくりしたい
- 長時間労働で帰ってきても気力が出ない
という社員が多いのです。
毎日疲れすぎてて休日は寝すぎたり、飲みに行くだけの人も多く、運動とは遠い関係になりやすいです。
現実から忘れたいくらい辛かったのを覚えているよ
運動不足解消のきっかけに会社のイベントに参加するしかない
立ち仕事の飲食で、運動不足解消をプライベートでできない理由から、会社のイベントに参加して運動に取り組んでいる人もいます。
代表的なのが草野球ですね。
会社付き合いができるのと、野球で運動不足が解消できることもあり、積極的に参加している人が多いです。
とはいえ、プライベートを大事にしたい人からすれば、そこからプライベートの時間まで干渉して来そうなイベントは参加したくないですよね。
飲食店社員は自転車通勤がおすすめ
- 立ち仕事
- プライベート、会社行事で運動不足を解消するしかない
- 出来るだけプライベートで時間を使いたくない
休みの少ない飲食店社員だからこそ、運動不足解消に自転車通勤がおすすめになります。
下半身の負担が少ない
徒歩通勤だと自分の体重を足が支えているため、仕事前にかえって疲れてしまいます。
自動車通勤なら、長くなればなるほど足の血行が悪くなり、筋肉の衰えもあり立ち仕事と相性が悪いです。
自転車通勤の場合は、上半身をサドルが支える為、下半身の負担を減らして運動不足を解消することができます。
ストレスで太っている人でも自転車通勤なら続けやすいのも魅力的です。
また、下半身の負担が少ないだけでなく、自転車は車のクランクシャフトの様に関節を効率よく動かします。
膝、股関節を動かすことで関節が硬くなることを防止することもできます。
筋肉量増加も期待できる
運動不足のみならず、自転車通勤は坂道等の道路のシチュエーションでペダリングに必要な筋肉の増加も期待できます。
筋肉量が増える=立ち仕事、歩き回る時の強度が変わることで立ち仕事が少し楽に感じることがあります。
とはいえ、自転車で使う筋肉をつけすぎると重くなって歩くのが辛くなるので、ロードバイク乗りの様な筋肉のつけすぎには注意しましょう。
ダイエット効果も見込める
飲食店社員だと仕事でカロリー消費をしてダイエットできますが、人によってはストレスで太る人もいます。
そうなると、仕事で消費するカロリーだけでは痩せることができません。
しかし、自転車通勤を取り入れることで片道10kmでも仕事+自転車のカロリー消費がある為、ダイエット効果が見込めます。
必要な筋肉がつく事で基礎代謝が上がることも相まって、運動不足解消だけでなく痩せる体作りも行えます。
自転車通勤のおすすめの自転車は
では自転車通勤におすすめの自転車はどれでしょうか?
ママチャリだとサドルを低くして乗ってしまう事から、運動不足解消、ダイエット効果等をあまり期待できません。
とはいえ、ママチャリでサドルを高くして走るのは、通勤だと毎日同じ人と会う可能性があって見た目がダサくて乗りたくないですよね。
また、値段の高い自転車だと仕事終わりに盗難にあっていて無くなっていた、なんてこともあります。
スポーツバイクのフレームにあるトップチューブがあると運動不足解消に便利です。
またがるには必ずトップチューブを跨がないといけない為、硬くなった股関節を自然と伸ばして柔らかくすることができます。
安いシティーサイクルタイプのクロスバイク
クロスバイクの形をしているけど、シティーサイクルの様に泥除けやカゴが付いている自転車が良いですね。
サドルを高くして乗っても違和感なく乗ることができます。
カゴが付いたタイプのクロスバイクなら、数万で購入できるので始めやすいでしょう。
スタンダードなクロスバイクもあり
街でよく見るスタンダードなクロスバイクを通勤に使っても良いでしょう。
泥除けやカゴが付いていない代わりに軽量で、スピード感に自転車通勤が楽しくなりますよ。
スタンダードなクロスバイクなら、仮にスポーツバイクの魅力に興味を持ったら趣味でサイクリングを嗜めるので自転車通勤はスポーツタイプの機能性シティーサイクルかクロスバイクが使いやすいでしょう。