飲食店でバイトをしたい!という人の中には、ネイルやマニキュアをしてオシャレに働きたいと思っている人も少なくありません。
しかし、飲食店のほとんどがネイルやマニキュアといったものは禁止されています。
多くの理由に衛生面が取り上げられますが、衛生面のみならず様々な理由があります。
今回はネイルやマニキュアが禁止されている理由と解決法をお伝えします。
ホールスタッフでネイル、マニキュアが禁止されている理由
飲食店のホールスタッフがネイル、マニキュアが禁止されている1番の理由に見た目があります。
料理提供や接客をしていて、お客様目線でネイル、マニキュアをしている従業員がいると不快に感じる人もいます。
ご飯を食べに来店しているのに、ネイルやマニキュアをされていると「細かい作業や些細のところで剥がれてしまっているのではないか?」と連想されます。
特に奇抜なデザインや派手な色のネイル、マニキュアだと料理より目立ってしまって食欲がなくなりますし「このお店の教育はどうなっているのか?」と社員に迷惑がかかる場合もあります。
衛生面で禁止されている
やはり衛星的にも良くない、があげられます。
ネイル、マニキュアを塗る人のほとんどが爪が長く、爪が長いと爪の隙間に雑菌が繁殖してしまいます。
またネイル、マニキュアの塗りっぱなしも雑菌が繁殖する事もあり、衛星的に悪い状態になりやすい。
飲食店で忙しい時間帯になれば、知らず知らずのうちに爪をどこかに当ててしまっている事があります。
そこから剥がれ、異物混入となるリスクがあります。
キッチンスタッフでネイル、マニキュアが禁止されている理由
キッチンスタッフでネイル、マニキュアが禁止される1番の理由は、誰でもわかるように衛生面です。
調理をしたり仕込み、準備と直接食材を触る機会が多く、そこでネイル、マニキュアが塗られた爪で触ってしまうのは不衛生ですよね。
特にお米等の洗う工程のある食材になると、混ぜたりしているうちにネイルが剥がれてしまい、異物混入をしたまま気づかないリスクがあります。
爪が長いがそもそも禁止
キッチンスタッフは衛生面を徹底する事から、ネイル、マニキュア以前に爪が長くする事が禁止されています。
爪の隙間に雑菌が残りやすく、キッチンに入る前の手洗いのときにブラシで爪の隙間をしっかりと洗うほど衛生的にしないといけません。
爪が長いだけで、食材に雑菌が混入するリスクが高まります。
異物混入のリスクがある
先ほどお伝えした通り、調理や仕込み、準備をしているとネイル、マニキュアが剥がれて料理に混入してしまうリスクがあります。
特に仕込みだと、いつどこで混入したのか?把握することができません。
食材に色がつくようだと最悪ですよね。
ネイル、マニキュアは飲食店と相性が悪い
- 異物混入リスク
- 見た目
- 衛生面
というように、ネイル、マニキュアは飲食店と相性が悪く、すすんで塗る、装飾する、はできません。
上記以外の理由のほか、最悪のケースもあります。
原材料が体に悪い
ネイル、マニキュアに使われる原材料に
- 酢酸エチル
- フタル酸ジブチル
- ニトロセルエール
- アセトン
というものがあります。
酢酸エチルは異物混入で体内に入ってしまうと、肝臓、腎臓や心臓にダメージを与えると言われており、
フタル酸ジブチル、アセトンは発がん性があります。
つまい異物混入してしまうと、お客様の体に非常に悪い影響を与えます。
すぐに影響が起きるわけではないから少量だから大丈夫…という考えでなく、
本来摂取しなくてもいいものを異物混入によって摂取するリスクがある事を十分理解しておかなければなりません。
どうしてもしたい場合の解決法
それでも、どうしてもマニキュア、ネイルがしたい場合、手のネイル、マニキュアは諦めて足のみしてしまうといいでしょう。
手だと目立ちますし衛生面も指摘されますが、フットネイルなら仕事中は靴、靴下で隠れています。
料理に触れたり、剥がれてしまっても靴下の中で解決されるので、どうしてもしたい場合は手は諦めてフットネイルにする事です。
ネイルチップ、つけ爪にする
それでも手にネイル、マニキュアがしたい場合は取り外しができるネイルチップ、つけ爪にしてしまう事です。
これならプライベートはネイル、マニキュアをつけて、仕事中は取り外して仕事ができます。
ネイルチップ、つけ爪なら自分の好みのデザインを作成する事もできる事もあり、趣味にもなります。
貼り付ける場合は接客材だと外した時が大変なので、テープタイプがいいでしょう。
仕事前に取り外し、洗面所でしっかり綺麗にして仕事しましょう。
ネイルOKのバイトにする
「仕事中でもネイルはしていたい」という要望になるなら、ネイルがOKされている飲食店にバイトするしかありません。
ほとんどの確率で禁止されているので、見つけるのは難しいと考えられます。