転職活動を成功させる為の大きな壁とされるのが「志望動機」です。
お金のため、前の会社が嫌だったからと素直に書ければいいものの、面接官に印象良く見てもらうために綺麗事を並べて志望動機を作らないといけません。
非常にめんどくさいですし、志望動機を考えるだけでも時間がかかってしまいます。
しかし、簡単に志望動機を書く方法があるのです。
志望動機を簡単に書くには”根本”
志望動機を書くのを難しく考えていませんか?
面接官に良い印象を持ってもらおうとすると沼にどんどんハマってしまいます。
また、志望動機を練りこめば練るほど面接で志望動機を聞かれた時に答えられない場合があります。
そこで志望動機を簡単に書いて面接の際に聞かれても簡単に答えられるように根本から志望動機を作り出します。
連想ゲームで志望動機を導く
志望動機を簡単に作るためにも連想ゲームで志望動機を作りましょう。
連想ゲームで導き出される志望動機=結論です。
例えば
金が欲しいから転職活動をしている、という理由なら
お金が欲しい→お金を手に入れるには能力が求められる→キャリアアップが必須になる→他の企業に転職する理由はキャリアアップ
前の会社が嫌だった→次の会社で良くしたい→次の会社で経験を積みたい→転職する理由が経験
と連想ゲームを用いて素直な気持ちの部分を社会的な理由に変えていくことです。
連想するときは前向きな理由で終わらせる
連想ゲームのポイントは前向きな理由で完結させることです。
転職する理由を綺麗にする、と言っても良いでしょう。
マイナスな理由にすればするほど面接の際に印象を持たれる事がありませんし、転職が決まるのも難しくなります。
前向き、ポジティブな理由で連想ゲームを作りましょう。
連想したら次は逆で紐解いていく
連想ゲームで前向きな理由が出たら、次はその理由から連想を作ります。
それは「なぜ志望するのか?」を聞かれた時に応えられるようにしておく必要があるからです。
例えば
他の企業に転職する理由がキャリアアップ→キャリアアップしたい理由、根拠→キャリアアップした結果
と具体的な根拠を作っていきましょう。
キャリアアップした結果は未来の話になるのでいらない可能性もありますが未来のビジョンも質問された場合考えておくのもありです。
根本から志望動機を導いたら”リサーチ”
前向きな志望動機の結論と根拠を連想ゲームにて作り上げたらリサーチを開始します。
リサーチは言ってみれば志望する会社の情報を集める事です。
転職活動で必要なのは会社が必要としている人材なのかどうかです。それをリサーチをして導き出していきます。
ホームページから自分が必要な理由を作りだす
人材は多い方がいいですが、面接で志望動機のことを聞かれて「人手不足だと思ったから」なんて言ったら採用されません。
志望する会社のホームページから自分が必要になるだろうと考えらえる理由を作り出しましょう。
ポイントは
- 会社概要からサービス内容を確認
- 理念から適用できそうな事を確認
する事です。ここから連想で作った根拠と結論を織り交ぜられる様に必要な理由を作り出します。
例:志望理由はキャリアアップ→自分が前の企業で経験を積んだ事を御社に生かしたい→その経験は理念にある感謝の心からこの会社でしか成し得ない事だから
とその会社でないとダメな理由を作る事です。
会社のホームページはキーワードだらけです。そこか理由を作り出すといいでしょう。
構成ができたら”最終確認”
結論→根拠→志望動機になるこの会社でないといけない理由が一通り出来たら最終確認をしていきます。
最終確認も簡単で、客観的に見ても大丈夫かどうか?です。
- 具体的な構成になっているか
- 自慢、主観的な構成になっていないか
- 志望する企業にとってメリットがある理由になっているか
- 会社本位、プライベートな話になっていないか
です。志望動機は出来事ではありません。
過去にいじめられて〜や学生時代に…..という様な最初の構成が長く感じる様なものは「前の会社で開発部をしてました」等プライペートや以前勤めていた会社の役職を前面に出してしまう様な構成は避けるべきです。
自慢ではなく経験や興味がある事、実績を構成に入れるのもいいでしょう。
どうしても志望動機ができない場合
例えば就職してすぐ辞めてしまったり、中途採用で点々と転職を重ねてしまったりすると能力や実績、経験といった部分で少々構成を作るのが難しくなります。
そうなると根拠の部分が長くなってしまう傾向があり、会社は根拠よりその人が入社する事で会社にどう良い影響を与えてくれるのか?実績を見たいのでダラダラとした志望動機になってしまいます。
でも志望動機ができない……転職を淡々と繰り返して職歴が長くなっている….志望動機ができない場合がどうすればいいのでしょうか。
マイナスな印象を武器にする
例えば転職を淡々と繰り返して職歴の欄が会社の入社退社でびっしりになっていたとしましょう。
面接官からすれば「なぜ数ヶ月で転職を繰り返しているのか?」気になりますし信用できるかどうか?も疑ってきます。
この面接でマイナスな印象になりそうな部分を武器にする事が志望動機を書くポイントになります。
転職活動を数回行っている人は日本では多くありません。日本は長期間の勤続=美徳と考えているからです。
ならば転職を繰り返した経験を持っているのは職歴がびっしり書いている人だけなのです。これを利用しない手はありません。
転職を繰り返している理由から構成を作りだせば前向きに転職している構成が自ずと書ける様になります。
その会社によってメリットがあるかどうかも転職から様々な視野、出会い、考え方を会社で役立たせれる様に書けば良いわけです。
マイナスな印象は武器になります。
転職エージェントと志望動機を作っていく
初めての転職活動で右も左もわからない、志望動機が全然思い浮かばないなら転職エージェントに相談して志望動機を作り上げていった方が簡単です。
初めての転職活動で思い浮かばないのは皆一緒です。よっぽど意識の高い人じゃないとサラサラと志望動機を書けません。
なら転職を手助けてきたプロの転職エージェントに相談して段取りよく志望動機を書いていけば良いのです。
転職エージェントは登録無料でサポートしてくれるので非常に便利です。詳しくは下記から。