今働いている会社、何か違う…
ここで働いていて、果たして今後大丈夫なのだろうか…
と、モヤモヤっとした事から転職を考える人もいるでしょう、
しかし、転職自体も不安や悩みも多い。「どんな会社が自分には良いのか」具体的でなかったり、「そもそも転職した方が良いのか悪いのかわからない」と我慢して続けるか、転職すべきか迷っている人も多くいます。
映画みたいに転職を淡々と成功させれれば嬉しいですが、失敗したらどうしようって思いますよね。
反対に、今いる会社を続けて結果幸せな方向に向かえば悩む必要もありません。
この優柔不断な状況は、一度自分を見つめ直す事で判断を明確に、具体的に行動に起こせるきっかけになります。
そこで今回は、転職するかしない迷っているあなたに見つめ直し、転職に踏み切るきっかけとなる判断基準をお伝えします。
転職するかしないか判断する基準
まずは、持続的な理由なのかどうか?です。
仕事が辛い、しんどい、忙しい、疲れたといった事が今だけの話なのか続いてしまっているのかです。
例えば人事異動して違う部署に異動させられたら、一時的に辛い、忙しいと感じるものですし、新しい業界に参加したら仕事が慣れるまで忙しい、辛いと感じるものです。
これが長い間続いているのはもしかしたらあなたの錯覚かもしれません。一度深呼吸し落ち着いて自分自身を見つめ直してみましょう。
特に感情的な理由で転職を検討するのはNGです。
- 今の仕事に不満がある
- 上司がうざい
- 周りの社員が働いてくれない
こういった感情的な理由は、意外とどこに転職しても似たような感情を持ってしまいます。
感情的な理由=長い目で見て判断する
持続的な理由=見つめ直して本当に続いているなら転職を検討する
と区別しておきましょう。
残業が多い/続けても減らない
休みがない/続けても増えない
労働時間が長い/続けても変わらない
将来やりたい事に繋がるのか
将来独立開業やフリーランス等、やりたい事があるなら今働いている仕事がやりたい事に繋がるのか?考えてみましょう。
例えば飲食店を開業したいと考えているのに、営業事務や土建業で働いても飲食店の仕事内容に繋がりにくいですよね。
今働いていることは将来の延長線上で、繋がってきます。
モヤ〜っと「これがやりたい」という仕事が将来あるなら、今働いている会社が次に繋がるかどうか?見直してみましょう。
働いている会社でスキルアップできるか
今現職で働いている会社でチャレンジ精神を持ってスキルアップ、能力アップできることがあるかどうか?は転職するかしないかの重要な部分だと言えます。
簡単な話、今働いている会社がスキルアップできない、惰性で続けられる会社の場合、あなたが歳を重ねた時他の会社で通用しない、苦労してしまう結果を招いてしまうわけです。
40代にもなって20代の頃と全く同じ仕事をしているのは正直やばいですよ。
ドラゴンクエストでレベル1で最終ボスを倒すことはできないですよね。
世界という会社の中でレベルアップして対応しないといけない。
僕が働いていた飲食店はパソコン作業がほぼ皆無で、パソコン作業ができる人を重要な人材としていました。
しかし、40代を超えるとパソコンを覚える事も面倒、覚えなくても店舗の社員に任せれば良いと考える人が多い。
結果その会社の中で「良い歳してパソコンもさわれないのかよ」と飲食店なのにリストラないし店長以下に降格させられていました。
しかし会社のせいでもありますよね。飼い殺しに近いわけです。
リストラされれば、他の会社は社内でキャリアアップしてるわけですから、必然的に転職が難しくなります。
あなたが今働いている会社でこの状態なら、間違いなく転職すべきでしょう。他の会社で通用できなくなりますし、世間でも遅れを取る場合もあります。
会社内の環境で目的が間違っていないか
例えば、上司の前でここだけは綺麗にしておかないといけないとか、これをするのが効率的だけど確実に怒られてしまうとか、会社内に蔓延る既存の方法、上司の忖度で怒られたくない、煙たがられたくない、と目的が間違っていないか?です。
制限や個人間の気遣いは会社全体の仕事の効率化されないですし、あなたのスキルアップを大きく妨げてしまいます。
僕が働いていた飲食店では、バイト→正社員登用したい人は1年間フリーターで働かせる、といった制限を設けてました。
フリーター=いいように使われる、上司にペコペコしないといけない、効率よりも人柄からという目的が確実に間違っていますよね。
結果半年しない間に就職活動してしまうわけで、社員登用率0%でした。
間違った目的がある会社だなと感じたなら転職するかどうか検討すべきでしょう。
相談できる、信頼できる人がいるか
転職するかしないか、は会社内で相談、信頼できる人がいるかどうかも判断基準と言えます。
全体的にアットホームな職場や殺伐とした職場でも、結局は相談に乗ってくれる人がいなければ続けられるかは別な話です。
これの落とし穴は上司の存在。上司が相談できる人なら上司がどんな人なのか?考えるべきです。
上司の中には
- ちゃんとあなたのことを考えてくれる人
- 相談内容を会社の為に考えてくれる人
の二種類がいます。後者の場合あなたの相談は受けますし信頼感が出ますが、結局会社の利益になる事しか考えていないので、騙し騙し続けさせられて気がついたらスキルアップもなく40~50代でリストラされた、なんて事もあります。
ディスカッションもスキルアップや精神的な負担を緩和してくれます。
上司以外に相談できる、信頼できる人がいないならわざわざその会社に留まって仕事を続ける必要はないでしょう。
逆に言えば、今の人間関係を捨てても大丈夫かどうか、と言えます。
1人で悩まない、だけど転職を決断するのはあなた
転職するかしないか、判断基準で決めてもいいですが1人で悩んでしまうのはよくありません。
判断基準でも相談できる人、信頼できる人がいる事で精神的な負担の緩和にもなりますし、転職に関しても建設的な会話ができる為です。
1人で悩んでしまうとどうしても視野が狭くなります。
かといって相談できる人がいない….その場合は転職エージェントを利用して相談することがおすすめです。
あなたが不安に思っている事、今の会社で辛いと感じることをコンサルタントが親身に乗ってくれます。
といっても希望する求人がなければ本末転倒ですし、明確に転職する理由がなければ結局転職しても後悔しがち。
そこは各転職エージェントの得意分野を理解して相談してみましょう。