飲食店に転職するメリットとデメリットについて

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飲食業に転職してみたいと思っている方の中には飲食店でアルバイトをした事がない人や、未経験から飲食店に転職する事でどういったメリットやデメリットがあるのか?知ってから転職活動を行う人も少なくないでしょう。

事実飲食店の実態を情報を集めようとすると大変です。なぜなら飲食店で働いている人はSNS等で上司の人と絡みたくない人も多く、情報が全く落ちていないからです。

 

辞めてしまった人も僕みたいに情報を発信している人も中々いません。そこで実際に飲食店を8年間働いていた僕が感じた飲食店に転職するメリットデメリットをお伝えしますのでどこに魅力を感じるのか?参考にしていただければ幸いです。


目次

飲食店に転職するメリット

飲食店に転職するメリットは大きく分けると

  • 感謝される嬉しさ
  • 人との繋がり
  • 技術やスキルを身につける事ができる
  • 店長になれば店を経営者目線で見る事ができる

ことです。

感謝される嬉しさ

飲食店は飲食で人と人を繋ぐ仕事です。

他の仕事、例えば小売りや営業に関してもお客様と会話をしてありがとうと言われたり、感謝される事はもちろんあります。

飲食店での感謝は

  • 自分で作った料理が美味しいと評価される嬉しさ
  • 接客が丁寧だと評価される嬉しさ
  • 気配りができれば感謝をもらえる嬉しさ

お客様はお店全体を見る人が少なく、従業員一人一人の対応をちゃんと見ています。

そこであなた自身が評価される事は嬉しい事です。

 

「美味しかった、ありがとう」「いつもあなたの丁寧な接客でこの店に来ると気持ちが良い」なんて言われると嬉しいですよ。

ここが飲食店に転職するメリットと言えます。大きな魅力です。

感謝される事が好きな人なら飲食店で働く事が楽しく感じられますよ。

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人との繋がり

飲食店では常連のお客様が定着する事があります。

営業でいうとお得意様、といったニュアンスですが飲食店は常連のお客様との繋がりで人生をかえる大きなきっかけがあったりします。

僕が働いていた中では様々な社長の方と知り合うようになりヘッドハンティングを受けたりした事がありました。

また、メジャーリーガーになる前の前田健太選手が食べに来てもらった事があったりと様々な出会いもあるのが飲食店のメリットと言えます。

 

飲食業界が底辺と言われていますが、繋がりを考えてみれば凄い人と接客で会話したり芸能人やスポーツ選手が食べに来てくれるかもしれない事があります。

お客様のみならず、飲食店では一般の企業にはないアルバイトが沢山いる店舗も多く若い子との交流も行う事ができるのは飲食店ならではと言えます。

技術やスキルを身につける事ができる

飲食店に転職すれば、キッチンなら料理のスキルや包丁の使い方を習得できるのは料理できない日本人が多い中でも大きなメリットと言えます。

といってもファミレスや工場出荷で仕込み等が用意されている飲食店の場合、正社員はスキルを磨く事が出来ませんが、それ以外の飲食店はほぼほぼ仕込みや料理を手作業で行っている(焼き鳥とか手作業ですね)ので慣れてくれば包丁や料理が難なくこなせるようになります。

 

スキルが身につくのはキッチンだけではなくホールの接客業務も大きなメリットです。

提供する側である飲食店では、丁寧な接客は人思いにたって提供していかないといけません。これも慣れるまで大変ですしクレームが出てしまうとどうしよう?という不安もあります。

慣れてくれば気持ちのいい接客ができるようになりますし、あなたしか出来ない接客方法も取り入れていけるので常連の獲得やあなた目当てで来店してくれる人も出てきます。

 

キッチンにホールにスキルを身につける事ができるのは飲食店に転職するメリットといえるでしょう。

店長になれば経営者目線で見る事ができる

飲食店に転職して店長職になれば、自分がこの店を経営しているような目線で店を運営する事ができます。

毎月どれぐらいの売り上げを、季節やその店でしか出ないオリジナルメニューの提案等売り上げを上げる、店のクリンリネスをどう高めるか、お客様の満足度はどうか、判断を決める店長であるあなたが判断を決めれるようになります。

 

平社員の場合、この金額の売り上げを上げたい、ということしか伝えられないので抽象的でわかりにくく文句言わずに働いていれば怒られる事もありません。

しかし経営者目線を感じる事は今後独立するにしてもキャリアアップしたい目的で転職するにしても自分自身で考える力が備わっている方が今後大変な仕事も楽に感じられるかもしれません。

 

経営者目線自体は珍しい事ではなく、どこの飲食店の店長も上層部から「売り上げを上げる努力を」と言われているはずです。

その努力の部分を自分なりに行う事ができるのがキャリアアップを含めメリットと言えます。


飲食店に転職するデメリット

飲食店に転職するデメリットは

  • 慣れるまでが大変
  • 衛生面で気になるかもしれない
  • 休みが少ない

でしょう。

慣れるまでが大変

飲食店は慣れるまでが非常に大変です。

例えば事務職の会社の場合はある程度猶予のある仕事ができるのとわからない所があれば教えてくれる場合があります。

 

飲食店の場合ピークタイムとアイドルタイムがあり、ピークタイムである忙しい時間帯は体で感じて慣れていくしかありません。

メニューの数も多いと注文の多さでテンパってしまってオーダーミスやオーダーを出すのに30分以上かかってしまう事もあります。

 

店長には怒られますし、お客様も不機嫌になって帰ってしまうかもしれません。慣れるまでは非常に大変なのです。

慣れてしまえば丁寧な対応ができるようになるのと自分の限界値を高める事ができるので、ちょっとやそっとの忙しさでも動じないかっこいい対応ができるようになります。

衛生面で気になるかもしれない

飲食店に転職すると気になるかもしれないのがお客様の食べ残しや破棄する食材、そしてそれが入った生ゴミです。

生ゴミは結構な頻度でパンパンになって、業務用のゴミ箱にゴミ袋をまとめて捨てにいかないといけない時があります。

 

この匂いに慣れてないと気になりますし、夏場なんて匂いが更に増幅されて辛いものです。

食べ残しに関しても職場によっては「手をつけられていない」という理由でつまみ食いする人もいるので、そういった面で気になるかもしれないのがデメリットとなります。

休みが少ない

飲食店は土日が売り上げを上げるチャンスの日だったりするので、休みは不定期かつ少なくなる傾向があります。

有給休暇も会社によっては取りにくいので、休みが少なく疲労が溜まりやすい仕事です。

 

慣れていない時期は帰ってきて寝るだけの生活が続く事もあり、休みが少ないのがデメリットでしょう。

デメリットはメリットが打ち消してくれる力がある

飲食店に転職するメリット、デメリットをお伝えしましたが、意外にデメリットはメリットの部分がモチベーションとなって打ち消してくれる力があります。

僕が飲食店に働いていて「しんどい、辛い」と思う時期が何回もありました。しかしお客様から「いつもありがとうね」と声をかけてもらったり、「あんたの作る料理が一番美味いわ」と言われたりすると疲れなんて忘れてしまいます。

 

アルバイトにどういった接客を心がけるべきか?逆にアルバイトから何か良い所悪い所はないか?ディスカッションを設ける事も仕事のモチベーションを上げるきっかけにもなります。

メリットである人との繋がりがデメリットを打ち消してくれますよ。

飲食店に転職する場合は会社によっては有給休暇を消化しないと怒る職場や休みが完全週休二日制の所もあるので、エージェント系の飲食業界専門転職サイトを参考にしてみるといいでしょう。

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